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魚にも「履歴書」がある?子ども記者と考えた、海を守るための魚の選び方


蝉しぐれの夏休み、朝日小学生新聞の子ども記者2名と編集部の方をWWFジャパンの事務局にお迎えし、ご取材をいただきました。

目的は、魚の「履歴書」づくりを通じて、海と魚の未来について考えることです。

取材ではまず、海洋保全を担当するWWFスタッフが、魚の獲りすぎなどによって海の豊かさが失われつつあることや、魚の獲り方によって海への影響が異なることなどを紹介。

その後一緒に、スーパーに並ぶ魚の表示ラベルや商品パッケージを読み解きながら、魚の履歴書づくりに挑戦しました。

魚がどこで獲られ、生産されたかを追跡してシートにまとめ、それが海の環境に配慮して作られたものかどうかを確かめます。

豊かな海には多くの魚たちが暮らしています。その豊かさを未来へつなぐためには、魚がどこで、どのように獲られたのかを知ることが大切です。
© Brent Stirton / Getty Images

豊かな海には多くの魚たちが暮らしています。その豊かさを未来へつなぐためには、魚がどこで、どのように獲られたのかを知ることが大切です。

ところが、履歴書に必要な「どこで獲れたのか」「どのように獲られたのか」といった情報が十分になく、子ども記者の手が止まってしまいます。

実は、こうした情報の表示は日本では法律で義務付けられていないため、魚の履歴が見えにくいのです。

WWFのスタッフと、さまざまな製品のラベルを調べる子ども記者。WWFジャパンが作成した『おさかなハンドブック』も活用しながら、魚の履歴書づくりに挑戦しました。
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WWFのスタッフと、さまざまな製品のラベルを調べる子ども記者。WWFジャパンが作成した『おさかなハンドブック』も活用しながら、魚の履歴書づくりに挑戦しました。

そんな中、大きなヒントになるのがMSC認証とASC認証のマーク。

商品パッケージに付いた青いマークが目印の海のエコラベル「MSC認証マーク」。持続可能で環境に配慮した天然水産物に付けられる国際認証です。
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商品パッケージに付いた青いマークが目印の海のエコラベル「MSC認証マーク」。持続可能で環境に配慮した天然水産物に付けられる国際認証です。

この取材の様子は、8月19日付の朝日小学生新聞(1・2面)で紹介されました。子ども記者の気づきや感想も掲載されています。

普段食べている魚が、どこで、どうやって獲られ、食卓まで届いたのか。
それを知ることで、その魚の資源状態や生態系への影響を調べることができます。

私たちの食卓と海はつながっています。環境に配慮して獲られた魚を選ぶことは、海の環境を守ることにつながります。

お魚の履歴書づくりは、海の環境問題の解決に向けた第一歩!

MSCやASC認証が付いた商品パッケージを見比べながら、理解を深める子ども記者たち。日本と海外の商品を比べてみると、表示されている情報の違いにも気づきました。認証マークの向こうには、海の豊かさを未来へつなぐため、たくさんの人たちが積み重ねてきた努力があります。
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MSCやASC認証が付いた商品パッケージを見比べながら、理解を深める子ども記者たち。日本と海外の商品を比べてみると、表示されている情報の違いにも気づきました。認証マークの向こうには、海の豊かさを未来へつなぐため、たくさんの人たちが積み重ねてきた努力があります。

お魚の『履歴書シート』は下記からダウンロードできますので、夏休みの自由研究に挑戦してみませんか?魚売り場の見え方も、魚の味わいも、少し変わるかもしれません。

おさかなハンドブック:https://www.wwf.or.jp/campaign/osakana/
お魚の履歴書シート:

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ブランドコミュニケーション室(メディア)
山崎 絢子

修士(国際関係学・英国キール大学)
津田塾大学 国際関係学科卒業。大学院ではEUの環境政治や人権などを専攻し、よりグローバルな視点から国際関係学を研究。帰国後は、“社会課題をビジネスの力で解決する”を信念として、15年ほど外資系ITや家電メーカー等の企業広報に従事。持続可能な社会の実現へ向けて人々の行動変容を推進したい想いが高まり、2021年WWFジャパン入局。広報担当。

子どもの頃から動物が大好きで、『シートン動物記』をこよなく愛し、獣医師になるのが夢でした。環境保全広報という立場から野生動物の保護に携わることができ、時を経て夢が叶った幸せを感じています。子どもたち世代に美しい自然や多様な生きものたちを残したい!その一心で日々取り組んでいます。歳の差姉妹を子育て中。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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