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アフリカゾウと象牙~密猟・違法取引撲滅に向けて~

現在、年間2万頭を超えるアフリカゾウが違法に殺されています。原因は、アフリカゾウの牙「象牙」を目的とした、密猟や密輸。このままでは、地域によっては数十年の間にアフリカゾウが絶滅してしまうおそれがあります。こちらのページでは、密猟に脅かされるアフリカゾウと、象牙取引の歴史、ニュースなどをご紹介します。


アフリカゾウと象牙取引についての基礎情報

象牙はいつから、どのように使われてきたのでしょうか? そして、それを採るために行なわれてきたアフリカゾウの狩猟と現状は? 象牙取引とゾウ保護の歴史について、そして今も国内取引が法律で認められている日本の象牙取引がこれからどうなっていくのか。象牙とアフリカゾウの問題の基本をご案内します。

©WWF/Bas Huijbregts
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国際的な動き

アフリカゾウの密猟と、ブラックマーケット(闇市場)の拡大を誘引する、象牙の大規模な違法取引。世界ではさまざまな国々が今、この国際犯罪に対抗するため、象牙の各国内の取引さえも禁止する動きを見せています。野生生物の国際取引を規制する「ワシントン条約」での取り決めを含めた、最近の動きをご紹介します。

©Martin Harvey

日本での違法取引と中国に向けた密輸出

日本では2017年から、 象牙の違法な取引が摘発される報道が相次いでいます。それぞれの事件のポイントは何なのか。そして、違法行為を防ぐためには何が求められているのか。考察します。

日本国内の動き

違法性の疑われる象牙取引への対応が遅れている日本。それでも、一部では先進的な企業による自主的な象牙の取り扱いの停止と、警察や税関など関係機関による取り締まりの強化も進められています。今後は、最も重要な対策のカギである、法律の改正による厳格な取引の規制が実現できるか注目されます。

©WWF / Richard Stonehouse

WWFジャパンの活動

WWFと野生生物の取引を監視する国際機関のトラフィックは、長年、アフリカゾウの保全や野生生物の違法取引の監視・報告、取り締まりをサポートする活動を続けてきました。WWFジャパンは現在、アフリカでの密猟ゼロと、違法性が疑われる日本での象牙取引ゼロ を達成するために、2つの提言を行なっています。

  1. ゾウの生息国や象牙の取引にかかわる国・地域社会と協力し、適切な対策を進めること
  2. 日本国内での違法象牙のゼロ実現をめざすこと

そして、WWFジャパンは現在、日本ではこれらの対応 が十分に実施されず、国内の象牙取引が適切に行なわれていない状況にあることを強く憂慮し、日本でも厳格な管理のできない象牙の国内取引を禁止する必要があると考えています。

©WWF/Folke Wulf

ワシントン条約CoP18に寄せて

2019年8月17日より28日まで、スイスのジュネーブで「ワシントン条約」の第18回締約国会議(CITES-CoP18)が開催されました。日本とも関係が深く、国際的にも話題になっている「象牙」は、この会議の中でも特に注目される議題の一でした。象牙問題とはどのような問題なのか。そして、対応の遅れが指摘される日本に必要なことは何なのか。6回シリーズで解説します。

報告書

報告書紹介記事

TRAFFIC発行の報告書

需要削減に向けた取り組み

国際的に禁止されている象牙取引ですが、密輸や象牙を目的とした密猟が後を絶ちません。各国が国内での取引禁止や厳しい規制を新たに策定する一方で、需要自体を削減させる取り組みが進んでいます。特に一番の消費国と言われる中国が実施している施策を中心にご紹介します。日本でも中国と連携した取り組みを進めています。

©Martin Harvey

2019年春節キャンペーン「Ivory not Souvenir」

2018年キャンペーン「Never bring back ivory!」

中国でのキャンペーン紹介

2020年のキャンペーン大使Zhu Yilongさん(中国の俳優)。『Travel Ivory Free』というキャッチコピーを用いて「責任ある旅行者になりましょう」と呼び掛けています。特に東京税関と成田国際空港(NAA)のサポートにより、セキュリティエリアや成田空港ビル内での掲示も実施していただいています。

2020年春節キャンペーン「Travel Ivory Free」

2019年のキャンペーン大使 Huang Xuanさん(中国の俳優)

2019年春節キャンペーン「Ivory not Souvenir」

2018年のキャンペーン大使 Li Bingbingさん(中国の俳優)

2018年キャンペーン「Never bring back ivory!」

地球から、森がなくなってしまう前に。

森のない世界では、野生動物も人も、暮らしていくことはできません。私たちと一緒に、できることを、今日からはじめてみませんか?

今日、森林破壊を止めるためにできること

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