© Ola Jennersten / WWF-Sweden

海外スタッフへインタビュー! なぜユキヒョウ保全の道へ?


世界100か国以上で活動しているWWF。
一体どんな人が、どんなところで活動しているのでしょうか?

今年2月に来日した、WWFインドでユキヒョウ保全プロジェクトなどを率いているRishi Kumar Sharma(リシ・シャルマ)を紹介します。

札幌市円山動物園でのイベントに登壇したリシ・シャルマ
© WWF-Japan

札幌市円山動物園でのイベントに登壇したリシ・シャルマ

1回目のテーマは、リシがなぜユキヒョウ保全という仕事に就くことになったのか。
スタッフの数だけストーリーはありますが、今回はリシのケースをご紹介します。

リシはインド北西部ジャンムー・カシミールの小さな村の出身で、自然がいつも身近にあり、野生生物や自然への興味を小さいころから持っていました。
祖母が話す鳥やユキヒョウの話が楽しみで、友人たちが語るパイロットやエンジニアといった職種にはそれほどワクワクしなかったそう。

そんな中で、将来について考えていた時、学校の先生から森林保全研究の紹介を受けました。
その話を聞いた瞬間「これだ!」と感じ、大学院まで進学。政府のトラの保全研究プロジェクトを行なったりしていましたが、彼の心の中にはいつも、山岳地帯やユキヒョウといった、幼いころワクワクしたものへの憧れがありました。

それから時を経て、WWFインドのユキヒョウ保全プロジェクトへの参加の機会が訪れました。実はリシが研究していたトラは、同じネコ科動物の中で最もユキヒョウに近いと言われており、その経験も今の仕事に活きている様子。

ユキヒョウとトラは分類学上、同じヒョウ属(パンテラ属)に属します。他にもライオン、ヒョウ、ジャガーが同属ですが、ユキヒョウに一番近いのはトラと言われています。
© Ghulam Rasool/PWP/WWF-Pakistan/© David Lawson / WWF-UK

ユキヒョウとトラは分類学上、同じヒョウ属(パンテラ属)に属します。他にもライオン、ヒョウ、ジャガーが同属ですが、ユキヒョウに一番近いのはトラと言われています。

リシと話していると、ユキヒョウをはじめとする野生生物と、山岳地帯に暮らす人々へのリスペクトが常に感じられ、熱い思いをもって保全プロジェクトをリードしていることが伝わってきました。

リシが率いるユキヒョウ保全プロジェクトの内容はこちらからご覧ください。

ユキヒョウの画像

次回は、リシたちWWFインドがユキヒョウ保全を行なっている場所、ヒマラヤについてご紹介します!(取材:WWFジャパン/平井里佳)

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マーケティング室 (コンテンツ)
平井 里佳

学士(人文科学)。 新卒で教育系企業に入社し、教材販促のマーケティングを主に担当。自らが幼いころに親しんだ豊かな自然と生き物、そこから得られた学びを未来の子どもたちに残したいという思いから2025年にWWFに入局。 より多くの方にWWFへの興味・関心をもっていただけるようなコンテンツ企画・製作を担当。

環境問題は決して遠い世界の話ではなく、私たちの生活のそばにあり、ひとりひとりの行動で変えられるものだと信じています。「自分もやってみたい!」とポジティブな気持ちになっていただけるようなコンテンツを目指し、日々勉強中です。

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