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奄美大島にて第2回サンゴ礁調査を実施!


3月9日~12日、サンゴ礁生態系保全プロジェクトの基礎情報を収集するために第2回サンゴ礁調査を実施しました。

場所は、鹿児島県、奄美大島の国直集落の前に広がる海域。ここに生息するサンゴ種や、他の生きものとつくり出す生態系を具体的に理解するため、サンゴ礁に加え、集落の人が普段利用している場所を対象に調査を行ないました。

船の上から見た調査海域のサンゴ(撮影:2025年10月)
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船の上から見た調査海域のサンゴ(撮影:2025年10月)

調査海域のサンゴ礁の様子(撮影:2022年11月)
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調査海域のサンゴ礁の様子(撮影:2022年11月)

日本には23科87属400種以上のサンゴが生息し、よく似た見た目でも種が異なることもあるため、種の同定には専門家による観察・分析やサンゴのDNAを用いた調査が重要です。

今回の調査は日本造礁サンゴ分類研究会との共同で実施。6人の専門家が集まり、3日間で6地点を対象に潜水し、サンゴの写真撮影やサンプル採集をしました。

潜水調査を担当いただいた専門家の下池さん、伊藤さん、野村さん、立川さん、藤井さん、岸さん、そして、中村船長と奥田船長、才原さん、ご協力ありがとうございました!

今後、大学や研究機関等、専門家がそれぞれの拠点に戻り、サンゴの種や確認できた場所等の情報を分析・整理します。

海から上がった調査者の皆さんの明るい表情や、「探していたサンゴを見つけた!」、「予想よりいろいろな種のサンゴがいる!」等の言葉を聞くと、やはり海には希望があるなと感じます。

採集したサンゴのサンプルには海を知るヒントが隠されています。
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採集したサンゴのサンプルには海を知るヒントが隠されています。

昨年7月の第1回調査では、18科48属133種のサンゴが見つかりましたが、今回はどうなるでしょうか。結果報告を楽しみにしていてください。

※ここでのサンゴは、有藻性サンゴ(石灰質の骨格を持ち、褐虫藻と呼ばれる藻類が体内に共生している刺胞動物の総称)を指します。

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自然保護室(海洋水産)
佐々木 小枝

学士(社会学)。民間企業、青年海外協力隊、国際NGOで上下水道整備や水と衛生、サステナビリティに関する業務に従事。2021年12月、WWFジャパンに入局。

日本国内とコーラル・トライアングルを対象に、サンゴ礁生態系保全活動を担当しています。

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