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九州以北のサンゴを守る!「高緯度サンゴサミット」を開催しました

この記事のポイント
日本の高緯度サンゴ群集は北緯30~38度の23都県に分布し、サンゴの北限域として重要です。温暖化が進み、サンゴの生息地・避難地としての重要性が高まるなか、その存在はあまり知られておらず保全の動きも限定的です。そこで、各地で高緯度サンゴの調査・保全に取り組むスペシャリストたちを迎え、日本初となる「高緯度サンゴサミット」を開催し、各地の事例共有や保全の拡大に向けた課題や解決策に関する議論を行ないました。
目次

高緯度サンゴ群集の保全に向けて

高緯度サンゴ群集とは

高緯度サンゴ群集とは、九州、四国、本州等の浅海域に分布するサンゴの集団のことを指します。これらは奄美や沖縄等の南西諸島においてサンゴ等の生物が長い時間をかけて作り上げた「サンゴ礁」とは異なり、通常は地形としてのサンゴ礁は形成されませんが、各地の環境に応じて多種多様なサンゴが生息するため、地域ごとに多様な海中景観を生み出します。

日本では、主に九州以北、鹿児島県、熊本県、長崎県、大分県、島根県隠岐諸島、高知県、愛媛県、徳島県、和歌山県紀伊半島、静岡県伊豆半島、千葉県館山、新潟県佐渡、山形県等、北緯30~38度の23都県で高緯度サンゴ群集が確認されています。

日本におけるサンゴ礁と高緯度サンゴ群集の分布
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日本におけるサンゴ礁と高緯度サンゴ群集の分布

保全の取り組みの現状

日本各地の高緯度サンゴ群集には、亜熱帯性・温帯性サンゴをはじめとするさまざまなサンゴ種が含まれており、日本のみならず世界全体での分布の北限域に位置し、サンゴの種や多様性を守るために大切な場所であると同時に、それぞれ沿岸海洋生態系の一部となっています。

近年、地球温暖化による海水温の上昇等の影響で、クシハダミドリイシやスギノキミドリイシといったサンゴ礁域(熱帯域)を代表する種が高緯度サンゴ群集域へと分布を拡大していることが分かっています。

サンゴ礁域のサンゴが高水温による白化等で失われていることを考えると、高緯度サンゴ群集域はサンゴの避難地として今後重要性が増すと考えられます。

しかし、サンゴ礁域に比べて高緯度サンゴ群集域のサンゴに関する調査研究は少なく、近接する地域の生活・文化・経済等との関わりも比較的薄い傾向にあるため、高緯度サンゴ群集に関する認知や保全の取り組みはあまり進んでいないのが現状です。

一部の地域では高緯度サンゴ群集を対象とした調査や保全活動が進められています。しかし、これらの取り組みは23都県の沿岸域に点在しているため、情報共有や連携が十分に行なわれにくい状況にあります。

そこで、WWFジャパンでは、日本各地の高緯度サンゴ群集の認知向上や保全の拡大を目指し、2023年から黒潮生物研究所と協働し、各地での調査への参加や高緯度サンゴ群集に関する基礎情報の発信を行なってきました。

(関連リンク)
『四国南太平洋沿岸の高緯度サンゴ群集 保全と持続可能な利活用に向けて 2023』
WWFジャパン初の高緯度サンゴ保全活動を、四国南太平洋沿岸で展開 黒潮生物研究所との協働決定、協定書を締結(2023/1/11)

「高緯度サンゴサミット」の開催

高緯度サンゴサミットの登壇者
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高緯度サンゴサミットの登壇者

イベント開催の目的

亜熱帯性・温帯性サンゴ、そして熱帯域のサンゴの種や多様性と各地域の沿岸海洋生態系を守るためには、高緯度サンゴ群集の認知向上や、各地の調査や保全活動に関わる担い手のつながり、取り組みの加速が重要です。

そうした機会として、WWFジャパンは2025年12月13日、黒潮生物研究所と共催で高緯度サンゴサミットを初開催しました。

高緯度サンゴサミット実施概要

本州・四国・九州に広がる各地域で高緯度サンゴ群集の調査や保全に取り組む6名のスペシャリストに加え、長年にわたり高緯度サンゴ群集の調査や保全活動に取り組んでいる黒潮生物研究所の目﨑所長を迎え、各地の取り組み事例の発表と、課題と今後の取り組みについての討論を行ないました。

高緯度サンゴサミットの成果と今後の展望

今回のイベントを通じて、高緯度サンゴ群集の認知向上や保全の拡大に向けて、地域共通/各地の課題解決に長期的・継続的に取り組むこと、そのためには各地の情報や知見が効果的に共有・活用されることが重要との共通認識が生まれました。

そこで、最後の総合討論では、今後の具体的取り組みとして、「高緯度サンゴメーリングリスト」の立ち上げが提案され、参加した関係者を中心に、試行することが決まりました。

複数地域の調査や保全の担い手とこうした認識を共有できたことは高緯度サンゴ群集の保全にとって大きな一歩です。

【抄録】高色サンゴサミット 発表内容の概要と討論の内容(発表順)

「高緯度サンゴサミット つながる・ひろがる・高緯度サンゴの輪」WWFジャパン 佐々木小枝

  • 23都県に点在する高緯度サンゴ群集への理解を広げ、保全活動を活発化することは、サンゴの生息地保全に加え、地域の海洋資源を未来へつなぐための鍵。
  • 日本の高緯度サンゴ群集域はサンゴ分布の北限域で、亜熱帯性・温帯性サンゴが多種生息し、熱帯性サンゴの避難場所として今後より重要。
  • 急速に変化する海に適応するには、その変化を知ることが不可欠。サンゴの生態は、気候変動の沿岸海域への影響を理解する手がかりになる。
  • 気候変動の影響を踏まえ、広域連携と情報発信で担い手・技術・資金を動員し、保全を加速する必要がある。

「高緯度サンゴ群集の保全と経緯」黒潮生物研究所 目﨑拓真所長

  • 高緯度サンゴ群集は、サンゴ礁域のサンゴとは異なり、侘び寂びの日本庭園に似ている海中景観をなす。
  • 高緯度サンゴ群集域の近代史の解説:1930年代・旧帝国大学東北大学のグループによる広域調査、1980年代・沿岸開発によるサンゴ埋め立て問題、2000年代・気候変動の影響顕在化と環境省による保全行動計画等。
  • 高緯度サンゴ群集の研究意義と保全の現状と課題:2014年日本サンゴ礁学会第17回大会シンポジウムで初めて広域での議論の場が持たれ、その10年後となる2024年日本サンゴ礁学会第28回大会シンポジウムでは九州や四国の担い手による事例共有が行なわれた。
  • 高緯度サンゴ群集のすばらしさを伝え、その保全や活用について理解を深め、将来の展望を描く場の創出が今後の目標。高緯度サンゴについての新たな場の創造にあたっては、多くの考え方が必要。研究、保全、地域観光や教育と違う立場の人が同じ場に集まり、それぞれの“見え方”を持ち寄ることが、とても大切。

(関連リンク:外部サイト)黒潮生物研究所

「気候変動と高緯度サンゴ群集域の生態系(藻場、サンゴ群集)」国立環境研究所 熊谷直喜様(気候変動と高緯度サンゴ)

  • 生物多様性の重要性が脚光を浴び、減少している現状を踏まえ、複数オプションでの対策が必要ななか、サンゴや海藻類への注目は高まり、保全に追い風となっている。
  • 気温の変化は、温度上昇そのものよりも温度上昇のスピードが速すぎることが問題。これまでの地球温暖化の影響は、あらゆる生物で生じ、陸域より海域の影響が深刻。
  • 世界的にはサンゴや海藻は場所によって減少もしくは増加の傾向が見られる。気候変動による短期的影響は、サンゴでは白化、海藻では枯死(狭義の“磯焼け”)があり、長期的影響は温帯の生態系の“熱帯化”が挙げられる。暖かい海水と熱帯魚が温帯に流れ、植食傾向の強い魚が温帯へ進出し、海藻類が食べ尽くされる。
  • 気候変動に伴うサンゴ分布の将来予測について、分布変化は気候変化と等速の並行移動ではなく、種によって差異がある。

(関連リンク:外部サイト)国立環境研究所 気候変動適応センター

「館山湾のサンゴの状況について」お茶の水女子大学 清本正人様(千葉県/館山)

  • 房総半島の主なサンゴ生息地は、黒潮が流れ込む内房だが、藻場の磯焼けが顕著で2017年には半分が消失、その後も進行している。藻場再生の各種取り組みが民間企業も加わり行われている。
  • 館山湾内には20数種~30種類のサンゴの生息が報告されており、モニタリングサイト1000の調査地として2004年から雀島・沖の島・坂田で調査を継続。温帯性のエダミドリイシは1mを超える大きな群体が限られた数箇所に見られる。調査当初はアラメと共生していたが現在は磯焼け状態。1mのトゲイボサンゴや、2~3mのコモンサンゴ類、キクメイシの仲間、ニホンアワサンゴが見られる。
  • 沖の島のある調査地点は、50mのライン沿いのその左右10m範囲に、当初ミドリイシ類以外のサンゴが数個体のみだった。最初の10年間でミドリイシ類は1個見つかるだけだったが、2018年以降ミドリイシ類の新規加入が増加。この範囲のサンゴの面積は2016年は5㎡だったものが現在は25㎡程度まで増えたが被度としてはまだ5%以下の生息状況。
  • 現在は探さなくてもエンタクミドリイシがよく目につくようになっている。その他のトゲイボサンゴ等の新規加入も増えてきている。以前は、新規加入し数年成長したエンタクミドリイシでもやがて冬を越せない等で死んでしまうことが多かった。2018年頃からミドリイシ類が増加した要因は黒潮大蛇行の影響が考えられ、冬場の海水温上昇で冬を越せるようになったと思われる。

(関連リンク:外部サイト)お茶の水女子大学・湾岸生物教育研究センター

「高緯度サンゴサミット」海洋自然博物館マリンジャム 奥村正俊様(徳島県)

  • マリンジャムは、徳島県最南端の竹ケ島にあり、サンゴは竹ケ島海域公園1号地と2号地を中心にエダサンゴ、コブハマサンゴ等80種を確認。ミドリイシの美しい景観が特徴で国定公園に指定されている。
  • マリンジャムには年間約1万人が来館。目の前の海の生き物を展示する水槽やタッチプール、シアター等を設けた「島のちいさな水族館」がある。エダミドリイシの飼育にも力を入れており、近年は産卵も見られる。
  • モニタリング調査の結果、エダミドリイシの微増を確認。20年前はカワラサンゴが多かったが、現在は多種混合。ライン3本いずれも、2005年から2020年にかけてサンゴ被度の増加傾向が確認。
  • 2019年からサンゴ産卵のナイトクルーズを企画・実施。冬場はサンゴを特殊な光で照らしたライトアップ夜間運航も実施。ツアーの背景には保全活動があり、保全活動を通じて見た感動的な海中での産卵を多くの人に見ていただきたいと思い、企画に至った。
  • マリンジャム独自の保全活動は2017年から継続。特に宍喰小学校の教師・児童とのサンゴ放流・移植は児童の成長にあわせた構成。1~2年生は今の海の状況モニタリング、3~4年生は座学や博物館の中でのサンゴ学習、5年生の秋に放流し、6年生の夏にその成長を見に行く。保全活動の資金調達にはふるさと納税を活用したクラウドファンディングを取り入れている。
  • サンゴの種苗放流を実施しているが、サンゴ自体が環境の変化(地球温暖化や低水温等)に対応できなければ死んでしまう。本来取り組むべきは環境負荷の低減だが、現場レベルで撮れるアクションは限定的で困難を伴うことも多い。

(関連リンク:外部サイト)海洋自然博物館マリンジャム

「長崎県佐世保市黒島海岸域の有藻性イシサンゴ類について」西海国立公園九十九島水族館 鶴留司様(長崎県)

  • 長崎県佐世保市にある西海国立公園九十九島水族館は、太陽光を用いた屋外型大型水槽、西日本最大級の展示規模・数を誇るクラゲシンフォニードーム、イルカを近い距離で見ることのできるイルカプールが特徴。周辺海域ではイワシ・アジ・サバの漁船漁業やイリコ等の生産、ハマチ・マダイ・カキの養殖が盛ん。
  • 水族館では漁協からの特別な許可を得て、年に5~6回、佐世保市黒島の水深3~25m地点でサンゴ調査を実施。海中は緩やかな傾斜が広がる。3~5月はアカモクやその他ホンダワラ類が海面にまで達するほど成長、小さい海藻類も浅海域でよく繁茂しており、時期によってはサンゴが見えなくなる。
  • 2013年から調査を開始、現在までに確認できた有藻性サンゴ(体内に褐虫藻を共生させるサンゴ)は12科28属48種。最も多いのはサザナミサンゴ科の16種。クシハダミドリイシは5cm以下の数個体のみ。希少なナガレハナサンゴや直径2m以上のカワラサンゴも見られ、水深が深くなるとコマルキクメイシの出現が目立つ。今年の夏は一部のサンゴに白化が見られた。これは、水温の変化や繁茂したフクロノリの影響と思われる。
  • サンゴの普及活動として、サンゴの水槽展示や、地元小中学校でのレクチャー、館内イベント(骨格標本を用いた種同定クイズ等)をこれまでに実施している。

(関連リンク:外部サイト)西海国立公園九十九島水族館

「延岡市のサンゴと保全活動」延岡マリンサービス 高橋勝栄様(宮崎県/延岡市)

  • 延岡市の沿岸海域はサンゴを見るダイビングに適している。直径2mを超えるタイハイミドリイシやエンタクミドリイシが多く約100種のサンゴが生息。長い年月をかけて成長し、一度壊れると再生に数十年かかるため、保全が重要。40~50年前は、オオスリバチサンゴ大群生地の近辺はミドリイシ等を含めたサンゴの広がりが素晴らしかった。1980年頃から養殖業の影響で周辺のミドリイシ等が徐々に弱って死んでしまい群体が崩れたことで、オオスリバチサンゴが露になっている。
  • サンゴの調査や保全をしている海域は日豊海岸国定公園内だが、いまだに廃棄物の不法投棄があり脅威となっている。他にも台風の影響、釣り道具の残り、近年は大規模発生していないものの2014年頃からはオニヒトデも見られている。
  • ビーチクリーンや海底清掃は40年以上継続。有害生物の駆除や地元小学校での環境学習を行うほか、2010年には島野浦サンゴ礁保全会を発足し島民と共にサンゴ保全に取り組んでいる。
  • 保全会は2013年から水産多面的機能発揮対策事業を活用し、サンゴのモニタリング、保護ブイ設置、移植、子ども向けのサンゴ観察会、一般向けの講演会を実施。子どもや市民にサンゴのある海やサンゴの価値をお伝えしている。知ることで、保全への肯定的な気持ちや保全活動への応援の気持ちにつながると感じている。
  • 水質悪化や投錨によるオオスリバチサンゴ群の減少や、要因と対策が分かっていないホワイトシンドローム(サンゴが白く変色する病気)による被害、それらへの対策費用の捻出も今後の課題。

(関連リンク:外部サイト)延岡マリンサービス

「ようこそ宮崎日南の海へ」Greet Divers 福田道喜様(宮崎県/日南市・串間市)

  • 日南海岸では、日南市大島、串間市築島、都井岬西岸を中心にサンゴが見られ、有藻性サンゴのほか暖海性ソフトコーラルも多い。1987年に串間市の小夫婦浦でヒメシロレイシガイダマシ(巻貝の一種でサンゴを捕食する)が大量発生し、その後オニヒトデも大量発生しサンゴは壊滅的被害を受けた。これを受けてボランティアで駆除をしていた。2013年、機運の高まりを受けて日南海岸サンゴ群集保全協議会が発足し予算や人手の確保も道が拓けた。当初はオニヒトデの徹底駆除と影響抑制を方針に広範囲で活動していたが、3つの優先地域を決めて取り組みを継続した結果、発生数は減少傾向にあり、3~4年で生息分布が北上・移動することも分かった。
  • 2024年度からは、オニヒトデ駆除、モニタリング、啓発活動に関して新たな活動方針を設け活動。オニヒトデ駆除は、ダイビング事業と両立できる期間を選び、宮崎県スキューバーダイビング安全対策協議会や宮崎大学の学生、漁業者の参加を得ながら実施。駆除したオニヒトデを肥料として資源活用することを念頭に駆除方法を工夫している。
  • モニタリングの結果、調査海域での造礁性サンゴとソフトコーラルをあわせた被度は50%程度で推移と判明。水温計測も実施し、海水温上昇とサンゴ被度の変化を見ていく計画。
  • 啓発活動は、地元小学生向けのサンゴ観察会と、サンゴをテーマとする一般市民向けの展示会の開催。海に潜ってサンゴを観察したり、普段見ることのない海中の様子をパネル展示や標本で見られる貴重な機会となっている。
  • オニヒトデの大量発生を抑制するうえでも保全活動の継続が重要で、従事できるダイバーの育成に取り組んでいる。観光資源でもあるサンゴを守るため、地域住民や漁業者、メディアへの発信を強化している。漁業者の反対によりオニヒトデが増えているにも関わらず駆除活動ができない場所があり、関係者との対話を続けていく。

(関連リンク:外部サイト)Greet Divers

討論

登壇者7名による総合討論を行いました。
テーマ(1)各地域の課題では次のような意見がありました。

  • 各地域で共通する課題は、海に潜る担い手の減少と漁業者との関係構築の難しさ。各地の保全・調査を行なう協議会の継続や若手育成は急務で、担い手の負担を軽減する引き継ぎのあり方が求められている。漁協との折り合いは、共通の関心事である(となる)藻場や磯焼けの調査から始める等、段階的な関係構築が鍵で、10年以上かかる場合も。
  • 各地の具体的な状況として、多くの地域では沿岸漁業の現場では60代が「若手」とされ、子どもが自然に触れる機会も減少。房総半島では高緯度サンゴが増加する一方、藻場回復が地域の優先課題で、漁業は磯焼けや高齢化で衰退し、代わりにダイビング産業が拡大。高知では逆にダイビングショップが減少。徳島での観光資源としてのサンゴ産卵ツアーは魅力的だが、催行可否が自然条件に左右されるため、夜間海中景観等の産卵以外の見どころ発掘が課題。長崎・佐世保では、調査範囲の狭さや後継者育成が課題で、漁業者との信頼構築に時間を要しており、調査未開拓地の開拓には、地域が持つ自然観への理解を活かしながら、漁業者との信頼関係を構築する等のアイデアも議論されました。
  • オニヒトデについては、その大量発生で実際にサンゴが壊滅する現場を見た経験から駆除の重要性が強調されました。その際地域を絞った重点的な対応が望ましいことも触れられました。個人が行う調査では情報共有や蓄積のため、動画記録や全国的なサンゴマップへの投稿が推奨されました。
  • 全体を通じ、地域ごとの課題解決には、自然の変化に対する関係者の理解、漁業者との信頼関係、若手育成、観光資源化の工夫が不可欠ということが確認されました。

続いて、テーマ(2)今後の取り組み/具体的アクションに関して、黒潮生物研究所の目﨑所長より「高緯度サンゴメーリングリスト」の立ち上げと運用が提案され、登壇者からの賛同のもと、試行することが決まりました。

【お知らせ】高緯度サンゴメーリングリストについて

WWFジャパンと黒潮生物研究所では、高緯度サンゴ保全の動きを継続・拡大するため、高緯度サンゴメーリングリストを立ち上げました。高緯度サンゴとその保全にご興味・関心のある方はぜひ以下メーリングリストにご参加ください。

高緯度サンゴメーリングリストへのご登録・参加

ご登録・参加をご希望の方は、以下の内容をご記入のうえ、メールにて申請をお願いいたします。

・宛先:mezaki★kuroshio.or.jp ; tsujimoto★kuroshio.or.jp
※「★」を「@」に変えてください。運営元(公益財団法人黒潮生物研究所)
・件名:高緯度サンゴメーリングリスト 登録申請
・本文:
① お名前(フリガナ):
② 所属先名:
③ 所属先住所:
④ 電話番号:
⑤ メールアドレス:
⑥ ご要望・ご意見(あれば):

なお、お送りいただいた情報はメーリングリストの運営管理のみに用い、登録申請メールをお送りいただいた場合は、以下に同意されたものとみなします。

【WWFジャパンの個人情報の取り扱いについて】
ご記載いただいた個人情報は、メーリングリストの運営管理にのみ使用いたします。このために必要最小限の個人情報を業務委託先に預ける場合がありますが、その他の目的で皆さまの情報を第三者に提供することはございません。ご記入は任意ですが、必要な情報の記載がない場合はご登録・参加いただけない場合がございます。16歳未満の場合は親権者の同意を得た上でお申し込みください。個人情報の利用目的の通知、開示、訂正、追加または削除、利用停止、消去及び第三者提供停止、第三者提供記録の開示などのお問い合わせは、個人情報保護係(privacy@wwf.or.jp)にて承ります。
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責任者:研究所長 目崎拓真

■イベント開催概要■
日時|2025年12月18日(木)13:00~17:00
場所|大阪、オンライン(ハイブリッド開催)
参加者|約55名
主催|黒潮生物研究所、WWFジャパン

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