新年に考えたい”ペットを飼う責任”とチェックリスト
2026/01/07
新しい年の始まりは、これからの暮らしを見つめ直すよい機会です。
新年を迎え、「今年は新たにペットを迎えたい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。
ペットとの生活は大きな喜びをもたらす一方で、飼い主にはその命を預かる大きな責任が伴います。
特に、野生動物をペットとして迎える場合、その責任は家庭の中だけにとどまらず、絶滅の危機や外来種問題、感染症のリスクなど、生態系や種の存続に与える影響にも目を向ける必要があります。

サルバトールモニター(Varanus salvator)は皮革目的や食料として、現地の人々から捕獲・利用されているだけでなく、ペット取引のために大量に捕獲されています。日本は生きたサバンナモニターの世界第4位の輸入国(2000年~2023年)です。
ペット飼育のリスクは、種の特性だけでなく、その個体の由来(野生捕獲や飼育下繁殖など)や飼い主の置かれている状況などによっても大きく左右されます。
そこで、飼育を考える前に、ぜひ立ち止まって確認していただきたいチェックリストをまとめました。
ペットを飼い始める前に確かめたい!「飼い主チェックリスト」
- その動物は信頼できる事業者や保護施設から入手し、どこで生まれ、どのような経緯でやってきたかを確認できる。
- その動物は、野生捕獲や、由来が不明なものではない。
- 自分には動物の飼育経験が豊富にあり、その動物に合った栄養管理や飼育環境を整え、それを維持するための費用が十分にある。
- 通院できる範囲に、その動物を診察できる動物病院がある。
- その動物の習性や行動は、自分の生活スタイルと合う。
- ウイルスや病原性細菌などの感染リスクの高い小さな子どもや高齢者、免疫力の弱い人と一緒に暮らしていない。
これらの項目にいくつチェックを入れられましたか?
チェックがつかなかった項目がある場合、そこには思わぬリスクが隠れているかもしれません。
エキゾチックペットガイドではこれらの解説や、種ごとのペット飼育に伴うリスク評価を公開しています。
▶ エキゾチックペットガイドの「飼い主チェック」を詳しく見る
「新たにペットを迎えたい」と考えている方も、そうでない方も、新年のこの機会に、”ペットを飼う責任”について改めて考えてみませんか。
(野生生物グループ・橋本)



