2月2日は「世界湿地の日」 守ろう!水の生きものたち


マナヅル、カバ、ヤリタナゴ、インドガビアル、バラシンガジカ… 知っている名前もあれば、聞いたことのない名前もあると思います。

これらの野生動物には、ある共通点があります。何だかお分かりになるでしょうか?

それは、淡水の自然「湿地」に生きているということ。そして、絶滅の危機にある野生動物である、ということです。

© J.Mima / WWF

東アジアに生息し、冬の日本にも飛来するマナヅルは、田んぼや湿原がそのすみか。主食は稲の落穂や水生植物です。生息環境の悪化により、絶滅が心配されています。

© Michael Poliza / WWF

カバは、アフリカの川や湿地帯に生息する大型の哺乳類。気性が荒く、ライオンよりも危険な動物といわれています。貴重な水辺の自然の消失や、密猟などにより絶滅の危機にあります。

© Martin Harvey / WWF

インド亜大陸の湿地帯に生息するバラシンガジカは別名ヌマジカとも呼ばれ、水草を好んで食べます。湿地や草地が農地に転換されたことで数が激減。現在は数千頭ほどしか生き残っていないと考えられています。

淡水は私たちの暮らしはもちろん、多くの野生生物が生きる上で欠かせない、大切なものです。

でも、世界の水の大半は海の水。淡水が占める割合は2.5%程度に過ぎません。さらにその多くを氷河や地下水が占めています。

そんな貴重な水を育んでいるのが、「流域」と呼ばれる水のつながりが生み出す森や湿地などのさまざまな自然。

その自然が今、世界中で開発などにより、急激に失われているのです。

WWFが発表している『生きているレポート』でも、淡水の生物多様性の豊かさは、1970年から2022年までに83%も減少したとみられ、その危機は年々深刻化しています。

さらに、農業や工業での水の使い過ぎや、排水による汚染なども、川や湖などの淡水の自然を脅かしています。

この問題を解決していくためには、私たちがまず水との接し方を見直し、その使い方を改めていかねばなりません。

たとえば、水を多く必要とする綿花(コットン)の生産を、環境に配慮したやり方に変えていくこと。

そこで作られた「オーガニックコットン」の製品を、私たちが普段の暮らしの中で選び、使っていくことです。

製品を選ぶことは、環境に配慮した生産に携わる人々を応援し、その取り組みを広げる大きな力。そして、誰もができるアクションでもあります。

私たちWWFジャパンの通販『Panda Shop』でも、オーガニックコットンの証である「OCS認証」を取得し、その製品をご案内しています。

OCS認証のロゴマーク OCS100のロゴ。OCS認証されたオーガニック原料が95%以上含むことを示しています。 License No: KN0034 Certification body: KE'KEN

2月2日は水環境の未来を考える「世界湿地の日」。ぜひこうした品にも目を向けて、「選ぶ」アクションをご一緒いただけばと思います。

Panda Shop:OCS認証・取得記念商品 手ぬぐい。マナヅル、カバ、ヤリタナゴ、インドガビアル、バラシンガジカなどの生きものたちがデザインされています。(chart project コラボ商品。デザイナー:tegusu Inc. 藤田雅臣)

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マーケティング室(パンダショップ担当)
池田 雅子

パンダショップ担当。通販を通じて、WWFや自然保護への理解、ご支援を広げる仕事をしています。

一般企業で働いていましたが、いつか動物や自然を守る仕事に就きたいと思い続け、勢いでWWFの事務局に電話をかけてしまったことが始まりでした。数年後に転職、今に至ります。入局してからは、自然保護の難しさを、広く伝えることの難しさを日々痛感しています。豊かな自然を未来へ残す心を誰もが持ち、いつかWWFが必要無くなる日を夢見ています。

人と自然が調和して
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WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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