WWFジャパンは株式会社TSIホールディングスによるコットン原材料調達方針の発表を歓迎
2026/07/10
2026年6月17日に、日本のアパレル業界大手の一社である株式会社TSIホールディングス(以下TSIホールディングス)は、コットン生産と調達における環境インパクト低減を目指し、同社グループのコットン原材料調達方針の新設を発表しました。WWFジャパンは、TSIホールディングスによる、調達基準、調達切り替えの年限と数値目標を持った以下方針を歓迎します。
1. 2040年2月期に、調達するコットンすべてを第三者認証機関などが認める社会や環境に配慮されたコットンの調達を100%とすることを目指す。
2. 配慮されているとする対象コットンの明確な定義と基準
同社の方針発表と調達切り替えにより、サプライヤーとして商社、アパレルメーカーなどによるコットン原料のトレーサビリティ確保と生産改善の取り組みが拡大することが期待されます。
WWFジャパンは企業との継続的な対話を通して、責任ある調達を実現するための方針策定を求めてきました。日本国内での持続可能なコットン(綿)調達の取り組みが未だ主流化していない中で、大手アパレル企業であるTSIホールディングスによるこうした取り組みは、昨年同社子会社がOCS認証取得したことに続き、企業としてバリューチェーンを通した環境負荷軽減を目指し、持続可能な生産・調達を進めていく社としての方向性と意志を示す取り組みとして評価されるものでしょう。
WWFジャパンは、今後TSIホールディングスが発表したコットン原材料調達方針に則った調達を実施、その進捗をトレーサビリティを持って開示していくことで、世界中の様々なコットン・繊維の生産地で、水をはじめとした環境・生物多様性、また地域社会や労働に従事する人々の権利が守られていくことを期待します。
(参考)
TSIホールディングスによるプレスリリース:
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