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第2期BEEプログラムが終了


2026年2月14日(土)に開催した最終発表会をもって、WWFジャパンが主催する次世代環境リーダー支援プログラム「BEE」の第2期が終了しました。

BEEプログラムについて(ウェブサイトリンク)
BEEプログラム活動の様子

第2期BEEには、阿蘇、屋久島、岡山といった日本各地に加え、ケニア、インドネシアなど、世界各国を舞台に環境課題解決を目指す15名が参加しました。活動内容も、フィールドでの保全活動から企業変容、環境教育、コミュニティづくり、サーキュラーエコノミーの仕組みづくりなど多岐にわたり、6か月の間レクチャーやゼミ、石垣島での保全現場視察などを通してそれぞれの事業案のブラッシュアップに取り組みました。

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プログラム序盤に実施した石垣島でのフィールドワークを通して、自然・生態系を守るとはどういうことかが実感できたという声が多く寄せられました。

石垣島フィールドワークの様子

BEEプログラムの中でWWFジャパンは、100か国以上で保全活動に取り組んできた知見をもとにした専門知識を提供するとともに、それらに基づくTheory of Change(ToC、変化の理論)作成をサポートしています。ToCとは、社会の現状を詳細に分析・理解し、事業を通して起こしたい変化や、そのために事業で介入するポイントを図式や文章を使って表現する手法です。環境課題は、社会や経済の構造や文化的側面などが複雑に絡み合った問題です。だからこそ、BEEではToC作成を本質的な課題解決につながる事業づくりの重要なステップとしてとらえています。最終発表会では、参加者それぞれが6か月向き合ったToCやそれに基づいた事業案、今後のロードマップを発表しました。6か月を終えた参加者からは以下のような声が届いています。

ToC作成を通してわたしが本当に守りたいものはなんだろう?それを脅かしているものはなんだろう?という問いに向き合い、「課題構造を整理する」ことの重要性を学びました。

ToCというツールは、地域で様々な立場の方と共通認識を育むためににとても役立つと思いました。

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最終発表会にて、6か月間の総括を発表する参加者。仲間やメンター陣への感謝やこれからの抱負、これから解決していきたい悩みなどが熱く語られました。

第2期BEEは一旦終了ですが、参加者の取り組みはまだまだ始まったばかりです。これからBEE卒業生がさまざまな分野・場所で環境リーダーとして活躍していくことをとても楽しみにしています。そして、BEE運営事務局としても、BEE卒業生との協働の機会の模索や、BEEで生まれたタテ・ヨコのネットワークを応援し、ユースと共に環境課題解決に向けた取り組みを進めていきます。

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自然保護室(環境・サステナビリティリーダ開発グループ)
松井 日奈子

修士(社会科学) 東京外国語大学を卒業後、フィンランド トゥルク大学にて文化人類学を専攻し、修士号を取得。学部生時代に複数の国際交流事業の企画運営をしていた経験が生き、現地自治体の気候変動対策チームにて環境教育プログラムの立ち上げやサーキュラーエコノミーをテーマにした学生派遣事業に携わる。帰国後、2024年にWWFジャパンに入局。教育担当として、次世代環境リーダー育成プログラムに関する業務に従事。

ユースは未来そのもの。 環境課題はもちろん、それらと密接に関わる人権・ジェンダー・文化多様性等にも想像力を持つ次世代育成の一助となれればと思っています。冬が好きで、旅行先は寒いところを選びがち。北欧ラップランドの荘厳な自然の大ファンです。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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