© Shutterstock / ArtisticPhoto / WWF

日本の産業界の環境対応力アップのヒント!10/30セミナー


ESG投資が主流となってきた昨今、世界の機関投資家たちが企業に気候変動対応を求める動きが強まってきています。

中でも世界の機関投資家500機関が、企業にパリ協定に整合した気候変動対策と情報開示を要求するイニシアティブ「Climate Action 100+」は、運用資産総額が47兆米ドル(約5000兆円)。影響力は巨大です。

そのClimate Action 100+のデータプロバイダーであるイギリスの独立系気候リスクシンクタンク「インフルエンスマップ」が発表した最新の報告書「日本の経済・業界団体と気候変動政策」について、報告書執筆者の研究者らが直接解説するセミナーを、10月30日午後4時から開催いたします。

日本では、先進的な温暖化政策の導入に否定的な一部の産業界の声があり、それが脱炭素の取り組みを遅らせる原因になっています。

しかし、業界団体ではなく個別の企業ベースでは、パリ協定に沿った先進的な取組を進めるSBTiに参加する日本企業が100社を超えるなど、ビジネスをめぐるトレンドは、急速に移り変わっています。

こうした状況を受け、この報告書では、日本の多数の企業および業界の声が政府の気候変動・エネルギー政策に反映されていない、という分析結果が示されました。

報告書の解説のあとには、欧州最大級の機関投資家であるLGIM(リーガル・アンド・ジェネラル・インベストメント・マネジメント)が、投資家がこうした情報を使い、どのように企業評価を実施するのかを具体的に解説いただきます。

さらにWWFからSBTiの最新情報などについて解説いたします!

ESG投資の拡大によって、企業自身の取組のみならず、企業のロビー活動の情報開示を求める新潮流、御社の環境対応をアップさせるヒントが満載です!ぜひご参加ください!

詳しい情報とお申し込みは下記からどうぞ。

【オンラインセミナー】

この記事をシェアする

専門ディレクター(環境・エネルギー)
小西 雅子

博士(公共政策学・法政大)。米ハーバード大修士課程修了。気象予報士。昭和女子大学特命教授、京都大学院特任教授兼務。
中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005 年に国際 NGO の WWF ジャパンへ。専門は国連における気候変動国際交渉及び国内外の環境・エネルギー政策。2002 年国際気象フェスティバル「気象キャスターグランプリ」受賞。環境省中央環境審議会委員なども務めている。著書『地球温暖化を解決したい―エネルギーをどう選ぶ?』(岩波書店 2021)など多数。

世界197か国が温暖化対策を実施する!と決意して2015年に国連で合意された「パリ協定」の成立には感動しました!今や温暖化対策の担い手は各国政府だけではなく、企業や自治体・投資家・それに市民です。「変わる世の中」を応援することが好きな小西です♪

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP