© Andrew S. Wright / WWF-Canada

サステナブルなパンダおにぎりを作りたい!


今日は、鮭の日です。どうしてかわかりますか?

そう、漢字のつくりの「圭」を分解すると、「十一十一」だから。

秋は、鮭の旬でもあります。オメガ3脂肪酸が含まれる脂の乗ったとってもおいしい魚です。

© Hartmut Jungius / WWF

燻製小屋の前に立つカムチャッカの漁師の男性。日本のみならず世界中で好まれるサケは、毎年約100万トン漁獲されています(マスを含む)。

お刺身はもちろん、お寿司もムニエルでもパスタにしたってとっても美味な鮭ですが、なんと言っても塩焼き!鮭の塩焼きとごはんの組み合わせは最強(私見)で、海苔で有名な企業が行なった、好きなおにぎりの具調査でも2位と10ポイント近い差をあけて堂々の首位でした※。

突然ですが、食いしん坊の私には夢があります。
それは、WWFジャパン海洋水産グループおすすめのMSC認証済みのサケを、森林グループが推すFSC認証材で作られた炭で焼き、Panda Shopで販売している“石垣の塩”、サステイナブルなごはんと海苔を使っておにぎりを作ることです。

WWFジャパンの自然保護活動の集大成ともいえるこの作品の材料のうち、MSC認証のサケ、FSC認証炭、そして石垣の塩は既に手に入れることができます。MSC/ASC認証海苔の登場もそう遠くないと思われます。

© WWF Japan

残すは、主役のごはん。
ドリームおにぎりのごはんは、水田プロジェクト担当者が「生きものと共生した持続可能な農業」と太鼓判を押すコメ作りの産物でなくてはなりません。

パンダ印のドリームおにぎりが近い将来に作れるよう、そして水田・水路の淡水生態系が守られるよう、今日も担当者のお尻を叩いています。(C&M室 ごはんが大好きな若尾)

※みんなが大好きなおにぎりの具
https://www.yamamotoyama.co.jp/contents/onigirigu

田んぼと生きもの保全「失われる命の色」

【寄付のお願い】失われる命の色 田んぼの魚たちと自然を守るために、ぜひご支援ください!

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自然保護室(野生生物)、TRAFFIC
若尾 慶子

修士(筑波大学大学院・環境科学)
一級小型船舶操縦免許、知的財産管理技能士2級、高圧ガス販売主任者、登録販売者。
医療機器商社、海外青年協力隊を経て2014年入局。
TRAFFICでペット取引される両生類・爬虫類の調査や政策提言を実施。淡水プロジェクトのコミュニケーション、助成金担当を行い、2021年より野生生物グループ及びTRAFFICでペットプロジェクトを担当。
「南西諸島固有の両生類・爬虫類のペット取引(TRAFFIC、2018)」「SDGsと環境教育(学文社、2017)」

子供の頃から生き物に興味があり、大人になってからは動物園でドーセントのボランティアをしていました。生き物に関わる仕事を本業にしたいと医療機器業界からWWFへ転身!ヒトと自然が調和できる世界を本気で目指す賛同者を増やしたいと願う酒&猫好きです。今、もっとも気がかりな動物はオガサワラカワラヒワ。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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