© wildlifewitholly / WWF-UK

2023年 新年のご挨拶


明けましておめでとうございます。
事務局より、新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は、ロシアのウクライナ侵攻によって、世界中が大きな混乱と深い悲しみに見舞われた一年となりました。その影響は、エネルギーや食糧の問題にも広く及び、今もまだ収束を見ていません。

一方で2022年は、パキスタンで歴史的な規模の大水害が発生し、国土が広範囲にわたって水没するなど、気候変動による災害の激甚化が、あらためて確認された一年でもありました。新型コロナウイルス感染症もいまだに続いており、これらの世界の生物多様性の喪失と気候変動にかかわる問題は、年々その深刻さを増しています。

©WWFパキスタン

そうした中、さまざまな環境問題に取り組むWWFジャパンの活動には、多くの皆さまより変わらぬご理解とご支援をいただきました。
年初にあたり、心より御礼を申し上げますとともに、環境保全の取り組みに対する期待の大きさを、強く実感しています。

特に、昨年2022年は、年末の国連気候変動枠組み条約の締約国会議(COP27)と、生物多様性条約の締約国会議(COP15)が開催された、大事な一年となりましたが、こうした国際的な動きと関心の高まりも、政府のエネルギー政策はもちろん、環境に配慮した新たなビジネスや産業を生み出し、投資を促す重要な機会となっていくに違いありません。

そのためにはどうすれば、今後の脱炭素とネイチャー・ポジティブに向けた動きを、より強く、大きなものにしていけるのか。
新たなこれからの1年は、その問いに対する答えを見つけ、実現のための取り組みにかけた1年にしていねばと思っております。

環境保全活動にご賛同くださる皆さまや、環境配慮について先進的な取り組みを行なっている自治体や企業の関係者の方々、さまざまな分野にかかわる多くの人たちとの協働のもと、困難に立ち向かい、成果を出し、ご報告できるように。WWFジャパンでは今年も事務局を挙げて活動に取り組んでいく所存です。

2023年が皆さまにとって、世界の人々にとって、自然に息づく生きものたちにとって、希望の一年になることを、心より祈念して、新年のご挨拶に代えさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

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事務局長
東梅 貞義

国際基督教大学教養学部理学科卒業(生物専攻)。英国エジンバラ大学修士号(Master of Science)取得(自然資源管理専攻)
1992年WWFジャパンに入局以降、日本全国各地の重要湿地の保全活動に携わる。
2019年からはシニアダイレクターとして、WWFジャパンが手掛ける地球環境保全活動全般を統括。
2020年7月 WWFジャパン事務局長就任
座右の銘は、Together possible 「一緒なら達成できる」

自然保護に取り組み30年近く。これまでのフィールドは、日本では南は石垣島のサンゴ礁から、北海道の風蓮湖まで、世界ではペンギンの生きる南米の海から、極東ロシアのトラの森、渡り鳥の楽園の黄海、そしてミャンマー・タイの東南アジア最大級の手つかずの森まで。野生生物と人の暮らしが交差する現場で、現地の人々や研究者、グローバル企業、国際機関の方々とご一緒に、自然保護と持続可能な未来を目指して日々取り組んでいます。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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