© Global Warming Images / WWF

2017年12月放送のNHK「脱炭素革命の衝撃」ご覧になりました?


2017年から2018年にかけて、日本は地球温暖化防止のカギとなる「脱炭素化」へ向けて大きく舵を切った年になったと私は思っています。

特にビジネス界に、気候変動がビジネスと不可分の事項として捉えられるようになりました。リスクとしても、チャンスとしても。

そのきっかけとしては、2017年の3つの出来事が大きかったと思っています。

一つ目は、環境省が、NGOの発案であるイニシアティブ「Science Based Targets (SBT)」の策定などを支援する事業を始めたこと。

二つ目は、年金積立金管理運用独立行政法人によるESG投資が始まったこと。

そして三つ目は日本経済新聞が石炭火力の問題に注力し始め、さらにNHKスペシャル「激変する世界ビジネス~“脱炭素革命”の衝撃」が放送されたことです。

2017年12月の初回放送は、日本の企業で環境CSRを担当する方の誰もが、ご覧になられたのではないでしょうか?

© Chris Johnson / WWF-Aus

国連の気候変動枠組み条約の会議であるCOP23に参加した日本の大手企業の担当者が、機関投資家から日本の「石炭推進の姿勢」を追求されて驚愕する姿や、このままでは再エネ100%が当たり前のビジネス界から取り残される危機感。
実際の日本ビジネスマンの体験を追うこの番組は、非常にリアルに世界が日本に向ける視線を映し出していました。

NHKの本放送で放映されたこの「脱炭素革命」は、日本社会を変えた番組として後世に残ると私は思っています。

この番組のプロデューサーの堅達京子さんにリアルな番組制作の現場についてインタビューさせていただきました。ぜひご覧ください!

(気候変動・エネルギー担当 小西雅子)

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堅達京子さんと共に。この番組は、企業の経営層が、気候変動問題を認識することにも大きく貢献したと言われています。この危機感は、CSRやCSV室を超えた全社的な取り組みを加速させ、気候変動への対応を、経営に統合させていくことにつながります。
©WWFジャパン

堅達京子さんと共に。この番組は、企業の経営層が、気候変動問題を認識することにも大きく貢献したと言われています。この危機感は、CSRやCSV室を超えた全社的な取り組みを加速させ、気候変動への対応を、経営に統合させていくことにつながります。

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自然保護室所属 気候変動・エネルギーグループ所属
小西 雅子

国連交渉や国内政策提言に従事。近年は気象予報士として予測できる電源である再生可能エネルギーの拡大に強い関心。

世界197か国が温暖化対策を実施する!と決意して2015年に国連で合意された「パリ協定」の成立には感動しました!今や温暖化対策の担い手は各国政府だけではなく、企業や自治体・投資家・それに市民です。「変わる世の中」を応援することが好きな小西です♪

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