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環境サステナ就活ナビ:先輩たちの就活ストーリー 【環境サステナ就活ナビ】先輩たちの就活ストーリー Vol.6: 「企業とNPOのつながりから見えた、サステナビリティの本気度」 ソ ムンヒョンさん (シュナイダーエレクトリックジャパンホールディングス株式会社)

この記事のポイント
WWFジャパンが2024年5月に実施した調査では、「環境」を企業選びの大切な軸として就活をしている学生の約8割が、その思いとは裏腹に、どのように企業の環境の取り組みを調べ、評価すればよいかわからないと感じていることが判明しました。そこで、WWFジャパンは、環境を大切な軸として就活をしている学生を応援するWebサイト「環境サステナ就活ナビ」を公開。そのコンテンツのひとつとして、「先輩たちの就活ストーリー」と題し、環境やサステナビリティを大切な軸として就活をした若手社会人の方々に、当時の就活の様子、悩みや工夫、これから就活する学生へのメッセージ等をうかがいました。
目次

ソ ムンヒョンさん
シュナイダーエレクトリックジャパンホールディングス株式会社
デジタルエナジー事業部セールス(2025年入社)
早稲田大学社会科学部社会科学科卒

異なる文化・背景の人々をつなげたいという思いが原点

──まず、サステナビリティを大切な軸として就職活動をしようと思ったきっかけを教えてください。

私は韓国出身で、中学生の3年間は日本で過ごし、インターナショナルスクールに通っていました。学校には様々な国や文化的背景を持つ人がいて、「どうすれば異なる立場の人同士がより協力できる社会になるのか」ということに強い関心を持つようになりました。

大学進学を期にまた来日し、大学では国際関係論を学びました。その中でも特に興味を持ったのが「グローバル・ガバナンス」という分野です。環境問題や貧困など、一つの主体だけでは解決できない課題に対して、政府・企業・市民社会がどう協力できるのかを考える学問です。

さらに、大学では国際学生NPO団体のAIESEC(アイセック)に参加していました。異文化理解を深めながら持続可能な社会を実現することを目的としており、日本人学生を海外のボランティアプログラムへ送り出す事業や、海外学生を日本でのインターンシップに受け入れる事業の運営に携わりました。

こうした経験を通じて、将来もサステナビリティや社会貢献を一つの軸として仕事がしたいなと感じるようになりました。

企業とNPOとの関わりを一つの視点に

──就職活動では、どのように情報収集をしていましたか。

就活情報サイトやウェブサイトなどもチェックしましたが、加えて私は所属していたNPOでのイベントで登壇していた企業のことも調べていました。

最近では、企業も社会的な責任に対してより積極的になりつつあるとはいえ、営利目的である企業が、自社のリソースを使ってまでNPOが主催するイベントや活動に協力しているということは、かなりサステナビリティに力をいれている証だなと感じましたし、実行力もあるなと感じました。また実際に登壇している社員さんのお話からも、そういった想いが伝わってきました。

企業と第三者であるNPOとの関係性を意識しながら、どんな会社がどのようなことをしているのか情報を収集しました。

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「社員の声」と「外部評価」の両方を見る

──どのように志望の企業を絞り込んでいきましたか。

面接などで「仕事を通じて社会貢献をしていると実感する瞬間ってありますか」、「会社のビジョンが実際の業務に反映されていると思いますか」といった感じで、ストレートに社員さんに聞いていました。

実際にサステナビリティに関心を持っている方だと、返ってくる言葉にも共感ができるし、そういった人が集まる企業だなということも感じ取れました。

就活って、企業と自分があっているかどうかを確かめるためのプロセスだと思います。だから、後から「やっぱり違った」となるよりも、気になることは、あまり身構えずに聞いてみるのが大切だと思います。

もう一つ、チェックしていたのは外部評価です。企業自身が発信している情報だけだと、企業がアピールしたい内容が中心になると思いますが、第三者による企業のサステナビリティの取り組みの評価はより客観的な情報なので判断材料になります。実際に調べてみると、シュナイダーは多くの外部評価で高い評価を得ているというのを知りました。

──就活する上で悩みはありましたか。

実は、就活当初はすごく悩みましたし、かなり迷走もしました。

サステナビリティといっても幅が広いし、業界についてもB to B企業がよいのか、B to C企業がよいのか、あるいは政府機関の方がよいのかも最初は確信が持てませんでした。また、実際にサステナビリティ推進部署がよいのか、それとも事業部署がよいのか、自分がどのような形でサステナビリティに貢献できるかなども迷ったポイントでした。

社会的に影響力が及ぼせるのはどこだろうとか、私がどのように貢献できるだろうなど、いろいろ考えた結果、B to B 企業であるシュナイダーを選びました。企業として他の企業と協力しながら社会を変えていけるということに意義を感じたからです。

さらに現在、私は業務の傍らでシュナイダー財団の社会貢献プロジェクトの立案にも携わっています。先輩社員とともにプロジェクトのアイディアを練り、他の社員も巻き込みながら、サステナビリティ出前授業や清掃キャンペーンなどを実施しています。

本業以外でも、サステナビリティっていろいろな形で携わることができるなと日々実感しています。

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将来はグローバルで活躍していきたい

───入社してからの仕事内容や今後の目標について教えてください。

シュナイダーではSchneider Graduate Program(SGP) というリーダーシッププログラムがあり、新卒採用者は2年間で3つの部署をローテーションして、3年目に正式配属されます。

私が現在所属しているデジタルエナジー事業部は3つめの部署になります。お客さまの工場やビルの、エネルギー関連データの見える化や効率化をサポートしています。異動してきたばかりなので、まだまだ勉強中ではありますが、お客さまの課題に適切な提案ができるような人材になりたいと思っています。

私は、文系出身で技術的な専門知識は皆無の状態で始まったので、知識を補っていくハードルはありました。でも、自社製品について先輩に教えてもらうたび、自分たちのソリューションがお客さまに提供している価値を知って「すごい」と思いますし、学んでいく過程も楽しいです。最初から仕事ができる人なんていないですし、大切なのは興味を持ち続けることなのだと思います。

中長期的なキャリアとしては、グローバル企業にいるからこそ養うことができる広い視野やネットワークを生かして、グローバルレベルでビジョンや戦略を考え、社会にインパクトを与えられる人に成長していきたいと思います。

──最後に、環境を軸に就活を考えている学生にメッセージをお願いします。

就活って「合格・不合格」ではなく、企業と自分がマッチしているかを見極める過程の中で、自分が大事にする価値観や将来目指したい姿について考える機会だと捉えると、動き方が変わってくると思います。自分が本当に何をしたいのか、悩むこともあるし正解が見つかっていなくてもよいと思いますが、それでも自分が譲れない軸や価値観など鍵となるポイントがあれば、それを見失わないでほしいと思います。

そういった想いを企業にぶつけてみると、自分でもたくさん気づくことがあるはずです。悩むことや落ち込むことがある一方で、結構楽しい時間にもできます。なので、恐れずにいろいろチャレンジして、答えを探すプロセスを探してほしいです。

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