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「EARTH HOUR(アースアワー) 2019」開催報告

この記事のポイント
2019年3月30日、WWFが主催する世界規模のソーシャルグッドプロジェクト『EARTH HOUR(アースアワー)』が実施されました。各国の現地時間の午後8時30分から1時間、消灯することで「地球温暖化を止めたい」、「地球環境を守りたい」という想いを世界中の人々が示します。2019年は、世界188の国と地域が参加し、消灯リレーが地球をぐるりと一周しました。日本では、東京、横浜、広島でWWFジャパン主催のイベントを開催したほか、日本全国1,443施設がEARTH HOURの消灯に参加し、過去最大規模での実施となりました。

世界188カ国が参加! 2019年のEARTH HOUR

毎年、3月末に世界中の人々が、現地時間の20時30分から21時30分の消灯アクションを通じて「地球環境を守りたい」、「地球温暖化を止めたい」という想いを示すソーシャルグッドプロジェクト『EARTH HOUR(アースアワー)』。2007年にオーストラリアで始まり、年々規模を拡大し、2019年は世界188の国と地域が参加するムーブメントへと成長しました。

20時30分からのEARTH HOURを最初に迎えたのは、南太平洋に位置するフィジー。そこから地球をぐるりと一周する形で、オーストラリアのオペラハウス、ロシアのクレムリン、エジプトのピラミッド、パリのエッフェル塔など世界的にも著名な施設が消灯に参加しました。

EARTH HOURに参加した国では、消灯以外にも自然エネルギーを活用したイベントやコンサートが開催されたほか、さまざまな環境活動をテーマにした取り組みも開催されました。

世界各地の消灯施設はこちら

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  • オペラハウス(オーストラリア、シドニー)
  • 東京スカイツリー(日本、東京)
  • 東京タワー(日本、東京)
  • コスモクロック21(日本、横浜)
  • 原爆ドーム(日本、広島)
  • レインボーブリッジ(日本、東京)
  • ビッグベン(イギリス、ロンドン)
  • エッフェル塔(フランス、パリ)
  • エンパイア・ステート・ビルディング(アメリカ、ニューヨーク)
  • キリスト像(ブラジル、リオデジャネイロ) ほか

日本

東京、スカイツリー

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広島、原爆ドーム

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東京、東京駅

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東京、レインボーブリッジ

海外

イタリア、フォロ・ロマーノ

アラブ首長国連邦、アブダビ

フランス、エッフェル塔

ロシア、赤の広場

オーストラリア

韓国

マレーシア

過去最多1,443施設が参加した日本のEARTH HOUR

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1月29日の出陣式から旅をして、戻ってきた「#旅する60パンダ」たち。

2010年にWWFジャパンがEARTH HOURに参加を始めてから2019年で10回目のEARTH HOURを迎えた今年、過去最多の1,443カ所の施設やモニュメントがEARTH HOURの消灯に参加しました。

東京スカイツリー®や東京タワー、東京駅、五稜郭タワー、平和記念公園(原爆ドーム、原爆の子の像など)横浜ベイブリッジをはじめ、オフィスや商業施設・店舗などが消灯しました。

また、2018年に引き続き東京、横浜、広島の3都市ではWWFジャパン主催のEARTH HOURイベントを開催しました。

さらに、EARTH HOURにより多くの方に参加していただく機会としてSNS企画の実施や、WWFジャパン親善大使のさかなクンや、WWFジャパン顧問の前田智子さん、ジャーナリストの堀潤さん、リバースプロジェクトの伊勢谷友介さん、そしてJAXA宇宙飛行士の野口聡一さんなど多くの方にEARTH HOURサポーターとして情報発信のサポートをいただきました。

EARTH HOUR 2019 @ TOKYO SKYTREE TOWN®

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EARTH HOUR 2019特設ステージでは、トークショーやライブなどが終日実施されました。

2018年に引き続き、東京スカイツリータウン®で、特設ステージを設けたイベントをEARTH HOURの当日3月30日に実施しました。ステージではEARTH HOURサポーターズのみなさんによるトークイベントや、アコースティックライブ、番組の公開収録などが行われました。

また、会場内にはWWFジャパンの活動をテーマに「地球温暖化を防ぐ」、「海を守る」、「森を守る」、「野生生物を守る」の4つをテーマにしたブースを展開し、来場者の皆様に日々の生活の中で取り組める環境アクションのヒントをご提供しました。

そして、EARTH HOURの20時30分を狙ったかのように冷たい雨が降り出した中、小池百合子東京都知事やEARTH HOURサポーターズのさかなクンや堀潤さんらをゲストに迎えた消灯セレモニーを実施。MCの前田智子さんのカウントダウンの掛け声に会場も一体となり、世界をめぐる消灯のバトンを、日本が受け取り、つなぎました。

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ナショジオオープンキャンパスでは、ココリコ田中直樹さんの進行で、上野動物園の豊嶋さんより繁殖の取り組みや、シャンシャンのひとり立ちについてお話しをいただきました。

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世界の海を見てきた、WWFジャパン親善大使のさかなクンから最新の海の環境問題についてお話しいただきました。最後には素敵なイラストも!

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小池百合子都知事や、EARTH HOURサポーターズのさかなクン、堀潤さん、そしてSAYbe.などをゲストに迎えた消灯セレモニー

イベント開催概要 『EARTH HOUR 2019 @ TOKYO SKYTREE TOWN®』

開催日時 2019年3月30日(土)13:00~21:00
会場 東京スカイツリータウン4F スカイアリーナ
主催 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
後援 環境省、東京都環境局、墨田区、J-WAVE(81.3FM)
特別協賛 日産自動車株式会社、アニコム ホールディングス株式会社、パナソニック株式会社、ソニー株式会社
協賛 キリン株式会社、株式会社デサント、エイチ・アンド・エム へネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社
協力 東京スカイツリータウン®、株式会社ジュピターテレコム(J:COM)、ナショナル ジオグラフィック、 株式会社レイ、株式会社モンベル、朝日新聞社、株式会社ジールワールドワイド、秋川木材協同組合、ランドポート株式会社
EARTH HOUR 2019サポーターズ 伊勢谷友介(リバースプロジェクト)、井田寛子、さかなクン、シャンシャン&シンシン&リーリー、末吉里花、ソラカラちゃん※、ちばてつや、
野口聡一、堀潤、前田智子、横浜F・マリノス 

『EARTH HOUR 2019 @ TOKYO SKYTREE TOWN®』特設ステージ

EARTH HOUR 2019オープニング
【出演者】山本 亨 墨田区長、SAYbe.、筒井 隆司(WWFジャパン 事務局長)

<環境教育ワークショップ>日産わくわくエコスクール
【出演者】今井 正(日産自動車株式会社 グローバル技術渉外部 副部長)

<アコースティックライブ>J-WAVE SPECIAL LIVE
【出演者】Nao Kawamura(シンガー)

<トークイベント> ナショジオ オープンキャンパス
【出演者】田中 直樹(ココリコ)、豊嶋 省二(恩賜上野動物園 東園飼育展示係長)

<トークイベント> ~J-WAVE SPECIAL TALK SHOW 〜
【出演者】石川 直樹(写真家)

<トークイベント>パナソニックの企業市民活動のご紹介
「みんなで“AKARI”アクション」と「社員食堂へのサステナブル・シーフード導入」

【出演者】喜納 厚介(パナソニック株式会社 ブランドコミュニケーション本部 CSR・社会文化部 事業推進課 課長)

<トークイベント>小さな主語で伝える方法 ~あなたの言葉と声で~
【出演者】堀 潤(ジャーナリスト/キャスター)、前田 智子

<トークイベント>さかなクン×WWFジャパン 『さかなクンと学ぶ 最新!海の環境問題』
【出演者】さかなクン(WWFジャパン親善大使)、鈴木 倫太郎(WWFジャパン)

<ミニトークイベント>EARTH HOUR Special Message & WWFジャパン活動紹介(計4回)
【出演者】前田 智子、野口 聡一(JAXA 宇宙飛行士)、WWFジャパンスタッフ
※野口さんはビデオのみの出演

EARTH HOUR 2019 消灯セレモニー
【出演者】小池 百合子 東京都知事、さかなクン、SAYbe.、ソラカラちゃん(東京スカイツリー公式キャラクター)、堀 潤、前田 智子、末吉 竹二郎(WWFジャパン 会長)

■東京ソラマチ®内連動イベント
EARTH HOUR 2019 in J:COM Wonder Studio
<ナショジオオープンキャンパス~ココリコ田中×さかなクン編~>
【出演】田中 直樹さん(ココリコ)、さかなクン

「地球温暖化を防ぐ」

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地球温暖化の影響とその対策に対するWWFジャパンの活動の紹介を、動画やクイズ、パネルなどでご紹介。ブースでは、地球温暖化の現状や再生可能エネルギーについて楽しく学べるアトラクション(パナソニック(株)提供)や体験型ワークショップ、日産自動車「わくわくエコスクール」とパナソニック「ソーラーランプ工作教室」も実施しました。

「森を守る」

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WWFジャパンが保全活動を行う森で生きる動物たちの様子が見られる動画や、普及推進する森を守る認証マークFSCについてご紹介。森を守りたいと願う子どもたちが作った絵本を読んだり、実際に環境配慮がなされた森で育った木材に触れたりする展示をしました。

「野生生物を守る」

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野生生物を絶滅に追い込む原因の一つである「野生生物の違法取引」について、楽しく学べるブース。実際に全国の税関で押収された商品を展示しました。また、4月5日よりNetflixで配信開始となったWWF監修のドキュメンタリーシリーズ「OUR PLANET」のご紹介もしました。

「海を守る」

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日本人が大好きなお寿司のネタである魚が数十年後には食べられないかも…。これからもおいしい魚を食べ続けるためにはどうしたらよいのか、「お寿司」を通じてヒントを得ることができるよう展示しました。

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WWFジャパンの通販ショップ「PANDA SHOP」がEARTH HOUR限定で実店舗を開店しました。また、EARTH HOURのイベント会場限定のSAYbe.とのコラボレーションエコバッグも販売しました。

EARTH HOUR 2019 in YOKOHAMA

横浜では6回目のEARTH HOURの開催となる今年は、地域のNGOや大学生らによる「EARTH HOUR 2019 in YOKOHAMA実行委員会」を立ち上げ、市内のさまざまな市民団体・機関と協働し、EARTH HOURの日に向けて環境について考える1か月「EARTH HOUR WEEKS」をプロデュースしました。

EARTH HOUR WEEKSの期間中は、「持続可能な街づくり」を考える市民ディスカッションをシリーズで実施、3月24日の横浜ビー・コルセアーズ対栃木ブレックス戦の試合では、試合会場で使用するエネルギーをすべて再生可能エネルギーでまかなう「自然エネルギー100%ゲーム ~風と海賊DAY~」など、環境未来都市である横浜市から様々な形でのEARTH HOURの参加機会を提供しました。

そして、3月30日のEARTH HOURの日は、JR桜木町駅前広場をイベント会場として、廃油を利用したランタンづくりや自転車による発電で、エネルギーを生み出すことを体感してもらいました。また夜には、太陽光エネルギーで発電したエネルギーを使う「ソーラーパワートラック」での、音楽ライブなどを実施。20時30分の消灯の時刻には、横浜市をホームタウンとして活動をしている横浜F・マリノスからパクイルギュ 選手と広瀬陸斗 選手、トリコロールマーメイズを迎え、東京会場と中継をつなぎ、各地のEARTH HOURの様子をシェアしました。消灯後は、キャンドルの中でのヨガやペンライトアートなどでEARTH HOURの1時間を来場者とともに過ごしました。

イベント開催概要 『EARTH HOUR 2019 in YOKOHAMA』

会場 JR桜⽊町駅前広場イベントスペース
主催 WWFジャパン
共催 横浜市、EARTH HOUR2019 in YOKOHAMA実⾏委員会
特別協賛 日産自動車(株)、アニコム ホールディングス(株)、パナソニック(株)、ソニー(株)
後援 環境省、神奈川新聞、tvk(テレビ神奈川)
協賛 一般社団法人 横浜みなとみらい21、キリン株式会社、株式会社デサント、エイチ・アンド・エム へネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社
協力 NPO法⼈横浜コミュニティデザイン・ラボ、横浜市地球温暖化対策推進協議会、NPO法⼈ソフトエネルギープロジェクト

『EARTH HOUR 2019 』 ひろしま Earth & Peace

2019年も広島では、「地球環境と平和」をテーマに、イベント「EARTH HOUR 2019 ひろしま Earth&Peace」を開催しました。

NPO「Heart of Peace ひろしま」の共催,広島市と広島県の後援、マツダ株式会社の協力により実施運営を行い、昨年よりさらに参加の輪を広げ、多くの広島市民や平和記念公園を訪れる国内外の人が参加しました。

会場では、アトリエぱおの協力で広島市内の子どもたちが制作した「EARTH HOUR 2019」の横断幕や、華道家元池坊華道教授の柿沢正一さんによるいけばなパフォーマンス、そして20時30分のEARTH HOURの消灯時刻に合わせて行われた榊記彌栄(さかききみえ)さんと福原 一閒(ふくはらいっかん)さんによる筝と篠笛の演奏とキャンドルの点灯で、原爆ドームの消灯に合わせて、地球温暖化防止と世界平和への思いを一つにしました。

柿沢さんのいけばなパフォーマンスの作品と共に。

©Heart of Peace

原爆ドームの対岸にキャンドルを並べて広島のEARTH HOURを迎えました。

©Heart of Peace

子どもたちが絵を描いたEARTH HOUR 2019の横断幕をバックに、広島からも消灯のリレーを繋ぎました。

『EARTH HOUR 2019 』Earth & Peaceひろしま

日時 2019年03月30日(土) 12:30 ~ 20:50
場所 平和記念公園内元安川親水テラス(原爆ドーム対岸側)
定員 100名程度
主催 WWFジャパン
共催 企画運営:特定非営利活動法人Heart of Peaceひろしま
後援 環境省、広島県、広島市
協力 マツダ株式会社
実施協力 アトリエぱお、華道家元池坊、華道家元池坊広島支部、ことふきの会、サンフレッチェ広島、広島経済大学、同放送部、広島花いっぱい推進委員会、平和と美術と音楽と実行委員会、美鈴恵の森づくりボランティア、安田学園安田小学校

2019年もEARTH HOURのイベントの運営は、下記ご協力により自然エネルギー100%が実現しました。

  • 太陽光発電で充電した電気自動車「日産リーフ」を蓄電池として会場のエネルギーの一部を供給しました。(提供:日産自動車株式会社)
  • テント内の照明の一部はソーラー充電でまかないました。(照明協力:パナソニック株式会社、株式会社モンベル、ランドポート株式会社)
  • 東京会場および横浜会場内の使用電力は、一部、キリン(株)より提供のグリーン電力証書で充当をしました。

最後に、今回のイベントにご参加くださった皆さま、開催にご尽力をいただいた関係者、ボランティアの皆さまに、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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