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屋根から始まる脱炭素! ―八十二長野銀行の再エネ施策①―


春らしさを増していく4月の上旬、私がお邪魔したのは、八十二長野銀行本店の一角にある「八十二Link Nagano」。再エネ事業も手掛ける同行の子会社です。地域経済に資する再エネ事業の先進事例を伺うために、八十二Link Nagano株式会社 代表取締役社長 下澤敦司様、及び電力事業部 部長 坂本智徳様にお話を伺いました。

その中で印象に残ったのは、地域の脱炭素化のために、一歩ずつできることを積み重ねていく真摯さです。

長野県の産業構造や顧客の声に照らして、どの分野に注力するべきなのか。地域の人々が大切にしてきた自然を守るには、どんな導入形態が望ましいのか。経済性はどう確保するか。こうした検討を重ねて、まずできることとして太陽光発電を取引先企業の屋根に導入する事業に注力されていました。

必ずしも派手さはなくても、やるべきことを淡々と重ねる姿勢は、まさに地域からの信頼を勝ち得てきた地銀ならではのように感じます。

八十二Link Naganoの下澤社長(左)と坂本部長(右)。坂本部長は「あそこの屋根にも置けそうだ、と気になるのは、もはや職業病ですね」と笑顔で仰っていました。
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八十二Link Naganoの下澤社長(左)と坂本部長(右)。坂本部長は「あそこの屋根にも置けそうだ、と気になるのは、もはや職業病ですね」と笑顔で仰っていました。

また、地域の自然への感覚も、事業を支える原動力の1つでした。お話を伺う前は、屋根の積雪で太陽光発電が難しいのでは、との疑問を持っていました。しかし実際は、最近だと雪が少なくなった実感があり、特に長野市内では根雪にならず影響が出にくくなったとのこと。白馬など雪が観光資源である地域も多く、今後が心配であり、いっそう対策を進めていかないといけないと述べられていました。

もちろん、お話では、屋根置き太陽光発電にとどまらない様々な構想をお伺いしました。どれもワクワクするもので、実現されるのが楽しみです。

この度、インタビューに応じてくださいました、八十二Link Naganoのお二人に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました!

(気候・エネルギーグループ 吉川)

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自然保護室(気候・エネルギー)
吉川 景喬

公共政策修士(専門職)(京都大学) 大学院では環境政策、公共ガバナンスを中心として公共政策学を専攻。修了後は、大手物流企業でコーポレートガバナンスに関する業務に従事。2021年にWWFジャパンに入局。気候変動・エネルギーに関する国内政策アドボカシーを担当。

学生時代には季節のおいしいものを食べ歩き、度々近所の川べりを散歩していました。皆さん一人ひとりに身近な自然があるかと思います。それを根底から揺るがす気候変動。その対処に向けて社会の全てのアクターの方々と一緒に取り組んでいきます!

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