子どもたちが描いた!未来に残したい大切な自然や生きものたち

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2020年3月28日に世界190の国と地域で実施されたWWF主催のソーシャルグッドプロジェクト「EARTH HOUR(アースアワー)」。開催に合わせ、WWFジャパンでは、未来を担う子どもたちからイラストとメッセージを募集し、56点が寄せられました。テーマは、「大切に想う・守りたいと思う・大好きな自然の風景または野生動物」。子どもたちが描いた彩り豊かな地球の姿をご紹介します。

青い地球を未来につなぐための60分

2020年3月28日、WWFが主催する世界規模のソーシャルグッドプロジェクト『EARTH HOUR(アースアワー)』が実施されました。世界各地の現地時間の午後8時30分から60分間の消灯アクションで、「地球温暖化を止めたい」「地球環境を守りたい」という意思表示をします。

2020年は世界各地で感染が広がっている新型コロナウイルスの影響もあり、人の集まるステージなどは中止し、規模を縮小しての実施となりましたが、世界190の国と地域が参加。日本では1,755施設がEARTH HOURの消灯に参加しました。

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14年目となる2020年のEARTH HOURに向けて、WWFジャパンは、「大切に想う・守りたいと思う・大好きな自然の風景または野生動物」をテーマに、未来を担う子どもたちからイラストとメッセージを募集しました。

寄せられたイラストとメッセージのご紹介を通して、EARTH HOURの参加者に子どもたちの想いに触れていただき、青い地球を未来につなぐための一歩を踏み出す後押しになれば、と考えました。

WWFジャパンのジュニア会員向けニュースレター「パンダニュース」や、WWF会員向けメールマガジン、そしてEARTH HOUR 2020の協力団体である(公財)ボーイスカウト日本連盟を通じて呼びかけたところ、56点のイラストとメッセージが寄せられました。ご協力いただいた皆さまに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

当初は、EARTH HOUR当日に東京都内で開催を予定していたイベント会場で展示する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためイベントが中止となり、展示が叶いませんでした。そのため、WWFジャパンのウェブサイトにて、全56点のイラストとメッセージをご紹介します。子どもたちの“好き”が詰まった、生き生きとした自然の姿を、ぜひご覧ください。
※年齢は、この記事の公開時点の年齢です。

アースアワーロゴ

子どもたちが描いた彩り豊かな生きものや自然風景

「パンダをみると幸せな気持ちになります。パンダにも幸せになってもらいたいです。」(Tさん・5歳)

「じんべいざめのほご、がんばってね。」(Sさん・5歳)

「アマミノクロウサギを見て、絶滅危惧種だと知ったから守りたいです。」(Kさん・6歳)

「パンダはかわいくって、ぜつめつきぐしゅで、まもりたくって、かきました。」(Kさん・6歳)

「うみにゴミをすてないで、いつまでもきれいでさかながたくさんいてほしいからです。」(Mさん・6歳)

「もりの中にすわっているきつねをかきました。しぜんのどうぶつが大すきだからきつねをかきました。きつねがげん気でのびのびといきてほしいです。」(Oさん・7歳)

「もっとうみをきれいにしたいです。」(Sさん・7歳)

「オスのかめが多くなってほしいからです。」(Nさん・7歳)

「虫がすきだから虫をかきました。りゆうは、とぶことができたり、いろいろないろをしていたり、かっこいいからです。」(Iさん・7歳)

「アナグマがげん気でくらせますように。」(Kさん・7歳)

「ネコ科の肉食動物が大好き。守りたい!」(Kさん・8歳)

「大好きなぞう。絶滅危惧種のぞうを守りたいから」(Kさん・8歳)

「ぜつめつをふせいでね」(Sさん・8歳)

「ちきゅうおんだんかで数が減っているので、まもりたいと思いました。」(Yさん・8歳)

「花をさかせて、町をきれいにしたいです。」(Kさん・8歳)

「オーストラリア森林火さいや森林ばっさいなどで、森林がへっているので、森林を大切にしたいと思いました。なので、コアラと森林をかきました。」(Hさん・9歳)

「氷の上にいるしろくまを書きました。なぜなら、可愛いからです。地球温だんかのせいで、氷がとけてしまい、いばしょがなくなり、かわいそうだと思いました。」(Uさん・9歳)

「ぜつめつきぐしゅでかわいいから。(レッサーパンダ)」(Oさん・9歳)

「わたしがかいた絵はアフリカゾウです。なぜかというと、アフリカゾウは、人間と同じうれしい、かなしいなどの感情をもっています。そんなアフリカゾウは絶滅の危機にあります。15分に1頭、人間の手によってらんかくされているからです。アフリカゾウを、人間の手で守っていけたらうれしいです!」(Kさん・10歳)

「いつもきれいにお花がさけばいい気ぶんになるし、むしもちょうちょやはちが花のおかげで生きられると思いました。」(Uさん)

「パンダ
小さいころからパンダのことがだいすきでいまもだいすきだから」(Kさん・10歳)

「野生カワウソ」
「私は、野生カワウソを描きました。その理由は、とても可愛いからです。私はこの可愛いカワウソを私の子どもや孫に本物を見せたいです。これらの理由で私は絶滅させたくないと思い描きました。」(Oさん・10歳)

「最近オーストラリアで森林火災がおきてたくさんコアラがひがいをうけているので、コアラにがんばってほしいので描きました」(Nさん・10歳)

「この絵は、山と川を大切にしてほしいと思って書きました。」(Sさん・10歳)

「このオオゴキブリは嫌われる事が多いゴキブリの仲間ですが、この生物は、愛知県では準絶滅危惧種です。私の好きなこの生物の事を見守ってあげて下さい。」(Yさん・10歳)

「シュモクザメは、かっこいいと思います。I Think Hammerhead Shark is cool.」(Nさん・10歳)

「セマルハコガメを書きました。なぜならぜつめつきぐしゅのセマルハコガメをみんなにしってもらいたいから、てんじして、ぜつめつきぐしゅを、まもってもらいたいからです。みなさんどうか、いきものをたいせつにしてしぜんはかいや、ゴミをすてないでください山や川にすてるといきものにがいをあたえるのでどうか、まもっていてください、いき物を!」(Sさん・10歳)

「深海(ホウライエソとオウムガイ)
とくにホウライエソは深海でしか見られないから。いつか深海にいる本物の深海魚を見てみたいと思い、この絵を書きました。」(Yさん・10歳)

「ぼくは家で、犬とカメを飼っています。なので、世界の動物のことについては興味があります。この絵は地球のまわりにいきいきとした動物たちがいる絵です。チーターの前にいるカメはぼくが飼っているカメをもとにしてかきました。」(Wさん・10歳)

「パンダは、とってもかわいくてだんだんかずがすくなくなっているから 数がふえてほしいからです。」(Hさん・10歳)

「メガネモチノウオが大好きです。海をこれ以上よごさないでください。」(Tさん・11歳)

「私は、オオカミが大好きなので描きました。なぜなら、オオカミは、生態系を守る肉食動物で、その凛々しい姿がとてもかっこいいからです。地球は危機に瀕しています。今、私達が見ている景色も見られなくなるかもしれません。地球を守るために、私達1人1人が意識するべきです。」(Wさん・11歳)

「全て世界の生き物が一つになればいいなと思った。」(Tさん・11歳)

「書いた理由は白くまが大好きで白くまを守りたいからです。『みんなで守ろう白くま』」(Kさん・12歳)

「ぼくは、ペンギンたちを守りたいです。わけは、ペンギンは人げんのせいでぜつめつしそうだからです。もちろんほかの動物もたすけたいです。みんなでまもろうぜつめつきぐしゅ。」(Kさん)

「ライチョウはとてもすてきな鳥です。ピンとむねをはった姿はりりしく、時にはかわいい表情も見せます。しかし今、ライチョウは数をとても減らしています。原いんは温暖化や、かんこう客などが追いかけまわしたりしてよわらせてしまうケースもあります。私たち一人一人ができることはたくさんあります。温暖化を防止する、自然の生き物たちを見守るなど。自分ができることから始めてみませんか?」(Mさん・12歳)

「このオオハシという鳥は、とてもユニークなくちばしをもっています。とてもきれいです。このオオハシがすむ森がいつまでもたくさんの生き物たちと残りつづけるといいなと思います。」(Mさん・12歳)

「オーストラリアの森が、もえています。この絵がてん示されたころにはもう消火されているかもしれません。いや、そうなることをねがっています。この火事でたくさんの生き物たちがなくなりました。たくさんの森がなくなりました。森林火災が起きているのはオーストラリアだけではありません。世界ではたくさんの森がもえています。この火災でなくなった生き物たちはどれくらいいるでしょう。人間のせい、というのはいうまでもないでしょう。この火災が1びょうでも早くおわることをねがいながらこれをかきました。どうか、1匹でも多くの命がたすかりますように。」(Mさん・12歳)

「(わにがめ)かっこいいから。」(Iさん・12歳)

「ヒレだけを取られて、息絶える直前のサメの絵を書きました。ななめ下には、ヒレを取られて市場に放置されたサメの死体を、ななめ上には、仲間が殺されて一匹になってしたまったサメを書きました。今、サメ達は人間の都合で何百匹も殺されています。サメだけではありません。海の生き物だと、クジラやウミガメ、クロマグロなどが代表的です。これらの生き物を絶滅の危機に追いやったのは人間。でも助けることができるのもまた人間。これ以上環境を破かいすると、取り返しのつかないことになります。世界の生き物を守るため、一人一人が協力していっしょに地球の未来を守りましょう!」(Nさん・12歳)

「“地球”がテーマとして描きました。絶滅の危機にさらされている動物値を何とかして救いたい。そして、生物が育む地球を自然に置いておきたい。人々が乱用しすぎて、開発が当たり前となっている時代を終わらせたい。そう思って、一生けんめいかきました。」(Nさん・12歳)

「私がこの絵を書いた理由はこのペットのウサギを大切に思う。守りたいと思ったからです。この絵は、きれいな青空の下でおさんぽのきゅうけい中のウサギです。いつもいやされているので、このウサギとの出会いから動物がもっと好きになりました!!こらからもこのウサギを大切にして、そだてて行きたいです!!そして、WWFのパンダニュースなどで、もっと動物について学んでいきたいです!!」(Hさん・12歳)

「なぜ私がペンギンを書いたかって言うと今は冬だし寒いからです。」(Hさん・12歳)

「なぜこの絵を描いたと言うと先月オーストラリアの自然災害がおきました。自然の森の絵です。このような絵のようにオーストラリアの自然が復活してほしいです。なぜコアラを描いたと言うとコアラがやけどをしていてかわいそうだったので絵のテーマが守りたい物だったのでオーストラリアのコアラとオーストラリアの自然を描きました。」(Nさん)

「アオウミガメを選んだ理由は、去年の夏ごろに『タピオカミルクティー』がはやりストローを海や川にすてる人が多くなりました。そのストローが海に放流して、太陽の光や海水に長く浴びていたので小さくなりました。それをカメたちはエサだと思いこみ、たべてしまいました。ストローはカメだとしょりできないのでそのまま残ります。そうするとのどにつまる可能性が出てきます。なのでアオウミガメを守るためになるべくゴミを出さないようにしたいと思います。」(Kさん)

「この絵を書いた理由は、地球の氷が少なくなっていることを伝えたいからです。地球温暖化のせいで氷山が少なくなり白くまやペンギンのすみかがなくなり、白くまはぜつめつのききもせまってきています。ぜつめつさせないには、工場や車などのはいきガスを大りょうに放出してしまい、それが、地球温暖化の原いんになっています。また白くまのすみかは、エサがすくなくなっており、がしや共ぐいのおそれがあります。こういうことで工場などをやめれば、白くまやペンギンは守れると思います。」(Mさん)

「野生のタヌキ」
「僕はタヌキが絶滅危惧種と知りおどろきました。あのかわいいタヌキがこの世から消えてしまうのはとても残念なのでタヌキを描きました。」(Yさん・13歳)

「野兎:可愛くて、好きだから。」(Oさん・13歳)

「私が雪ヒョウをかいた理由は絶滅危惧種でかわいかったからです。」(Tさん)

「わたしが守りたいと思う動物はトラです。毛皮にされてぜつめつきぐしゅだし、お肉を食べているときや毛皮(の模様)がかっこいいからです。とくにアムールトラが大きくて、さい強です。ぜったいに、ぜつめつしないでほしいです!森やしぜんやくう気を守るために、ゴミはちゃんと、ビニール、もえるゴミわけてほしいです。あと、ぜったいに道にすててほしくないです。」(Mさん)

(Sさん)

「ヤマガラの絵です。鳥やさまざまな生き物が生きていけるすばらしく美しい山や自然をつくりたいと思ってかきました。スタッフのみなさんもがんばってください!!」(Iさん・14歳)

「一面に終わりのみえない程広がる草原の夜の世界をイメージしてみた。現在はこのような自然は失いつつあり、私たちはもうこのイメージを実際にみることが出来ないかもしれない。今回、私はライオンという“百獣の王”を描くことにより、風光明媚な大草原の世界を印象的なものになるように仕上げた。この絵が少しでも、今見てくださっている方々の心に残り、自然というものに向き合ってもらえることを私は心から望んでいる。」(Wさん・14歳)

「今、絶滅が心配されているトラですが、世界各地の動物園でみることができます。中には一緒に写真をとることのできる場所もあります。しかし、動物園で暮らすのは、トラ本来の姿ではありません。動物園には、動物の生態調査や、人びとの動物への関心をあつめる、絶滅が心配される動物の保護など、様々な役割がありますが、私はトラには森の中でトラらしく暮らしていて欲しい、もちろんトラ以外の生き物にも、その生き物らしく生きてほしい、そう思ってこの絵を描きました。」(Nさん・15歳)

「左下の花は『アンモビウム』です。花言葉の1つに「永遠の悲しみ」があり、絶滅した動物は永遠に戻らないという意味で描きました。」(Oさん)

「マヌルネコを書きました。理由は、世界最古のネコで最も古いネコだというのがすごいのと、近年環境の変化で生息数が減っていて、こういうかわいらしい生物を守れたらいいなと思ったからです。」(Kさん・16歳)


海の生きものから陸の生きもの、日本から遠く離れた海外の自然まで、子どもたちが広く関心のまなざしを向け、その生きものや自然とのつながりについて調べ、イラストを描いてくれました。時には野生生物たちがおかれている環境や、絶滅の危機について学び、どうしたら守ることができるのか、自分たちにできることは何かを、主体的に考え、メッセージを通じて呼びかけようとしてくれました。

子どもたちが描いた、彩り豊かな地球の姿。あらためて、世界は広く、多様であることを、感じていただけたのではないでしょうか。この豊かな地球を未来に残せるかどうかは、今を担う私たち大人の行動にかかっています。

*イラストの一部は、株式会社カメイ・プロアクト様のご協力により、「thermo mug」にプリントされ、オリジナルボトルにしていただきました。当初の予定では、このオリジナルボトルはイベント会場にて展示後、世界各地のWWFジャパンのフィールドに子どもたちのメッセージとともに送られ、最前線で自然保護活動に従事する現地スタッフが使わせていただく予定でした。2020年5月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、WWFジャパンは海外・国内の出張を停止しているため、フィールドに届けられておりません。後日、フィールドに届いた際には、またWWFジャパンのウェブサイト上でご報告いたします。

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