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フランスで石油やガスの広告がNGに!?


今年7月、フランスで石油やガスなどの化石燃料広告を規制する法律の整備が進んでいる、という報道がありました。今年の夏も熱波が続く欧州で、気候変動をくい止めるための法整備が徐々に進んでいる点が印象的でした。こうした動きや小さな変化の積み重ねが、実際に社会の価値観を変える力になると感じたからです。

このニュースを見て、ふと社会人になった頃のことを思い出しました。
私が新卒で就職したのは旅行会社でした。当時、喫煙はもっと一般的で、新幹線にも飛行機にも喫煙席があり、お客さまに「禁煙ですか、喫煙ですか」と確認していました。オフィスでも喫煙は珍しくなく、レストランやカフェでも煙が漂っているのが当たり前でした。

しかし、今は職場からも公共交通機関からも喫煙席は姿を消し、広告も徐々に目にしなくなりました。社会的な許容、いわゆる「社会的ライセンス」が変化した結果として、たばこは「周囲への影響に配慮すべきもの」となったのです。

今回のフランスの動きには、それと少し似たものを感じます。化石燃料の利用が気候変動の主な原因である以上、それを広告で積極的に後押しすることは問題ではないのか。こうした問題意識の広がりは、単なる広告規制にとどまらず、人々がどのような未来を選ぶのかを映す象徴的な出来事のように思えます。

かつて当たり前だった喫煙席が姿を消したように、「化石燃料に依存し続けること」が当たり前ではなくなる未来を目指して、小さな変化が秘める可能性を信じながら、脱炭素社会への歩みを後押ししていきたいと思います。

【参考情報】
フランス政府:化石燃料広告規制に関するパブリックコメントページ

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ブランドコミュニケーション室(メディアコミュニケーション)
城野 千里

外資系金融機関に秘書として勤め、2008年のリーマンショックを契機に、持続可能な社会に資する仕事をしたいと考える。企業のサステナビリティ推進を支援する株式会社クレアン、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンを経て、2021年WWFジャパン入局。広報担当。

広報担当として、環境問題やWWFの活動を皆さんに知ってもらい、効果的に取り組みを広げることを目指しています。キーイヤーの2030年に向けて、ポジティブな変化を起こしていきたいです!

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