©エコ建築考房

全国初FSC®プロジェクト認証のモデルハウス


こんにちは。森林グループの相馬です。

先日4月23日にエコ建築考房という会社のモデルハウス春日井の家にお邪魔しました。こちら、民間のモデルハウスとしては日本で初めて「FSCプロジェクト認証」を取得され、光栄なことに私も認証授賞式にお招きいただきました。

「FSCプロジェクト認証」とは、家や施設などの建設を一つのプロジェクトとみなして認証するもので、FSC認証を受けた最終製品(今回の場合はモデルハウス)に認証を求めるときに使用します。WWFジャパンも2018年5月に新事務所に移転する際に、賃貸オフィスのリフォームとしては全国初となる「FSCプロジェクト認証」を取得しました。

エコ建築考房のモデルハウスでは、柱、土台、梁、桁などの主要構造部に岐阜県東白川村のスギやヒノキといったFSC認証材を使用しています。モデルハウスの中に足を踏み入れた瞬間、ほのかに木の香りが漂い、やさしい木のぬくもりに癒されました。

©エコ建築考房

東白川村のFSCの森で

モデルハウスでFSCについて話し合う関係者

会場には東白川村森林組合、東白川製材組合、東白川村役場、後藤木材、(株)山共、認証団体のSGS JAPANなど多数の方が参加され、FSC Japanの副代表である速水亨さんからは力強い応援のメッセージが贈られました。

モデルハウス春日井の家での認証授与式にて

FSC®(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)とは、森林環境を適切に保全し、地域社会にも利益をもたらし、経済的にも持続可能な森林管理を推進することを目的とする国際的な制度です。つまり、FSC認証を受けた製品を選ぶことで、森林保全に貢献できるのです。家は大きな買い物ですが、自分の住む家が森を守る仕組みで作られている、と実感できるのは素晴らしいことだと思いました。

エコ建築考房の皆様、この度は認証取得おめでとうございました!

FSCライセンス番号(FSC-N002174)

この記事をシェアする

WWFジャパン 森林・野生生物室 森林グループ長
相馬 真紀子

カリフォルニア大学ロサンゼルス校にて地理・環境学の学士号を取得後、東京大学大学院にて国際環境協力を学び、修士号取得。
13年間にわたり政府開発援助の農業・林業政策の専門家としてコンサルティング会社に勤務。東南アジアやアフリカなど世界各地の農林業の現場、とくに山間地での傾斜地農業や有機農業、伝統農法について経験を積む。フィリピンでは有機農業生産・流通・販売組織の設立を手掛けた。現場での経験をとおし、NGOの活躍・機動力を何度も目の当たりにして衝撃を受け、転職を決意。2018年にWWFに入局。

子どもの頃は毎日のように海や山や川で遊び、ガールスカウトに入って毎年キャンプに行っていました。大人になっても、気づけば自然とかかわる仕事を選んでいました。趣味はビールの飲み比べと野菜の食べ比べで、特技はどんな国で何を出されても美味しく食べられることです。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP