©Carlos Drews / WWF

サステナブル・シーフード・ウィーク始まりました


秋の気配が深まり、海の幸が美味しくなる季節がやってきました。ところが秋の味覚の代表であるサンマは空前の不漁と言われています。
サンマだけではありません。クロマグロやウナギをはじめ、カツオ、スルメイカ、サケなど、私たちの食卓に欠かせない代表的な水産物が軒並み、数が減っている、あるいは少ない状況が続いています。日本近海の水産物の約半数は、数が少ない状態だと言われています。

サンマの資源量(数量)は枯渇状態と言われ、国際的な漁業管理の強化が必要です

海の幸をいつまでも楽しむために、私たちができることがあります。それはサステナブル・シーフードを選択すること。直訳すると「持続可能な水産物」ですが、魚だけではなく海の環境を守り、そこに関わる人の暮らしを守ることも、サステナブルの意味に込められています。

©WWFジャパン

持続可能な水産業には、魚の数だけではなく環境・社会問題の解決が必要です

サステナブル・シーフードを通じて、日々の食生活や海の環境のことを考えるキャンペーン、サステナブル・シーフード・ウィーク2020(SSW)がMSC(海洋管理協議会)、ASC(水産養殖管理協議会)によって10月1日から始まりました。

©MSC日本事務所・ASCジャパン

サステナブル・シーフード・ウィークは10月いっぱい開催されます

今回で7回目を迎えるSSWですが、WWFジャパンも初回から第4回まで、実行委員として参画していました。初回開催時は「サステナブル」という言葉ですら馴染みが薄かったものの、今では耳にする機会も増えたのではないでしょうか。
このSSW、今年はオンラインイベントが中心ですが、全国から参加も可能となりますので、是非参加してみてください。近所のスーパーやコンビニで、MSC、ASCマークのついた製品がないか探してみるのも良いでしょう。

©WWFジャパン

「海のエコラベル」と呼ばれるMSC認証(左)とその養殖版ASC認証いている水産物

またWWFジャパンは、MSCやASCをはじめサステナブル・シーフードを分かりやすく解説した「おさかなハンドブック」を製作しました。もっと知りたいという方はこちらをご確認ください。

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WWFジャパン海洋水産グループ グループ長
前川 聡

修士(動物学・北海道大学)
渡り性水鳥の全国調査および国際保全プログラムのコーディネーター業務、WWFサンゴ礁保護研究センター(沖縄県石垣島)での住民参加型の環境調査および普及啓発業務、海洋保護区の設定および管理状況の評価業務等に従事後、2011年より東日本大震災復興支援プロジェクトと水産エコラベルの普及および取得支援に携わる。養殖業成長産業化推進協議会委員。

日本各地の漁師町を訪ねては、持続的な養殖や漁業の推進のために関係者の方々と話し合いをしています。道すがら、普段はなかなか見ることができない風景や鳥を見つけては、一人ほくそえんでいます。もちろん、新鮮な魚介とお酒も! 健康診断の数値が気になるAround Fifty

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生きられる未来を目指して

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環境保全団体です。

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