豊かな水産資源を守るには?野生動物を絶滅に追い込む原因は?中学生の皆さんと考えました


広報室の大倉です。
先日、愛知県の中学校の生徒さんの訪問を受けました。

総合的な学習の時間を活用し、「自分の夢」につながるテーマを決め、各自が主体的に学びを深めていっているとのこと。なんと、中学三年間を通しての取り組みだそうです。

訪問当日、スタッフがWWFの活動について説明しようとしたところ、生徒さんから「調べてきたことがあるので、聞いてもらえますか」というお願いが。

一人ひとりが研究テーマに沿って学習してきたことを、プレゼン資料にまとめた上に、発表の準備までしてきてくださった生徒さんもいたのです。

思いがけない展開にスタッフ一同びっくり。と同時に、生徒さんたちの熱い気持ちに感動してしまいました。

まず、男子生徒の一人は「豊かな水産資源を守るために」をテーマに発表。

漁師さんや飲食店の方と接する機会が多い生活環境に育ったことから、たくさんの魚が漁獲されても捨てられてしまっている現状を知ってショックを受け、このテーマを選んだそうです。

女子生徒制作のポスター:クロサイ

多くの魚が過剰に獲られている現状や、特定の種が枯渇すると生態系全体のバランスが崩れてしまうことを説明したうえで、ご自身で考えた解決策を提案してくださいました。

女子生徒の一人のテーマは、「野生動物を絶滅に追い込む原因」。

小学生の頃に絶滅危惧種のことを知り、ニホンカワウソとクロサイの状況を調べたところ、私たち人間の活動が野生生物の絶滅に大きく関わっていることに気づき、「自分たちに何ができるか」を考え、発表してくださいました。

その中で、多くの人に絶滅危惧種について知ってもらうため、街中に「こんなポスターがあったらいいな」と思うポスターも描いてくれました。

女子生徒制作のポスター:カワウソ

いずれの発表も、身近な生活の目線から環境問題をとらえ、自分たちにできることを一生懸命考えてくれている姿勢が伝わってきました。訪問いただいた皆さん、ありがとうございました!

C&M室 メディアグループ所属
大倉 寿之

プレス担当。

90年代の諫早干拓問題やオゾン層破壊の話題はけたたましくアラーム音が鳴り響く「警告の赤」。一方、今の温暖化の進行や自然資源の過剰消費は、いつみても「要注意の黄」がともっている状態なのかもしれません。これに慣れっこになってはいけない、そう思いながら、環境ニュースに日々感度の高いアンテナを張っています。

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