ふだんの買い物が動物の未来を変える
2026/01/29
「ふだんの買い物が動物の未来をかえる」
この素敵なメッセージを見つけたのは、宮崎市フェニックス自然動物園が実施している展示「みんなでやろうエシカル消費」。
私たちWWFジャパンも、一部資料を提供させていただきました。

先日、どんな展示が来園者に届けられているのか見てみようと、動物園を訪れました。
展示がある休憩所に入ると、まず目にするのが、「ふだんの買い物が動物の未来をかえる」というメッセージ。
シンプルな言葉ですが、その裏にある意味を考えさせられ、自然と読み進めたくなる展示です。
園内に入って右手にある休憩所。来園者の憩いの場に「みんなでやろうエシカル消費」のパネルは展示されています。
パネル展の感想や持続可能な社会に向けて頑張りたいことなどを未来(みらい)ノートに書いてくれた方には、より詳細に国際認証制度について解説した冊子をプレゼントする試みも実施していました(未来ノート、小冊子プレゼント企画は現在終了しています)。
「みんなでやろうエシカル消費」は、環境問題を身近な問題として考え、日々の生活で私たちにできることは何か考えることを目的に展示されています。
展示の中身を少しご紹介すると、
・ 環境破壊と消費者のつながり
・ エシカル消費について
・ 国際認証の持つ意味
このほかにも、パーム油やカカオの生産地で起きている環境問題について、わかりやすくまとめられています。

宮崎市内のスーパー、コンビニ、ドラッグストア、ホームセンターに国際認証マーク商品がどのくらい販売されているのか調査した結果も見ることができます。
また、休憩室を出て園内を巡ると、動物の生態だけでなく環境保全の重要性を解説する掲示も多く設置されていました。
絶滅の危機にあるアジアゾウの現状と、私たちができるアクション、FSC認証をはじめとした認証制度を紹介するパネル。
スマトラトラのエリアではパーム油、森そしてRSPO認証との関係を説明する掲示。
スマトラトラが見られる場所の前では、この企画の担当者の郡健一郎さんが、「認証制度とは何か」、「持続可能な調達がなぜ重要なのか」、「適切な生産・消費が野生のトラを守ることにつながる」といった内容を丁寧に説明。

トラの展示の前でお話をする「みんなでやろうエシカル消費」の企画もされた郡さん。環境や動物の未来を守る大切さを伝えたいという思いから、昨年から“持続可能な選択”を促す内容を取り入れたとのことです。
実際に動物を見ることができる場所で、その保護に必要な取り組みや、暮らしとのつながりを学べることは、貴重な機会です。
最近は、日用品や食品にも持続可能な生産を示すエコラベルの認証マークが増えています。
ぜひ、日々の買い物の中で “認証マークは付いてるかな?” と探してみてください。
来園者が「未来(みらい)ノート」に書き残してくれたメッセージ。こうした気づきが、森や海、そこに生きる多くの生きものを守ることに繋がります。



