© Sonja Heinric/ WWF-Chile

【動画あり】南米チリ、チリイルカ調査の現場より


日本の皆さんこんにちは。
チリより、チリイルカの調査を行なっているカィエターノです。

私はヤクパチャという野生生物を調査する団体のスタッフとして、WWFと協力し、生物多様性豊かなここチリ南部の海で、チリイルカの調査を行なっています。

チリイルカは、周囲の音や気配に敏感なため、見つけるのも簡単ではありません。そのため海の上での調査では、遠くで動くチリイルカを見逃さないよう、常に目を配ります。

「チリイルカだ!」、発見したスタッフの声を合図に、カメラを構え、GPS記録装置を手に取り、調査に取りかかります。

カメラを構えてチリイルカをねらいます
© Sonja Heinric/ WWF-Chile

カメラを構えてチリイルカをねらいます

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調査で重要となるのが、背びれの写真です。

イルカの背びれは人間の指紋と同じように個体によって模様が異なっているので、背びれを両側から撮影し記録することが、個体数を推定するためには欠かせません。

簡単そうに思えるもしれませんが、これが結構大変な作業なのです。

チリイルカは3~4頭の群れで見つけることが多いのですが、時には30頭近くの群れに遭遇することもあります。大きな群れになると、全ての個体の背びれの写真を撮りますが、個体を識別するのは一苦労です。

さらに調査では、水の塩分濃度や透明度なども記録し、チリイルカが好む環境についても調べます。

水の塩分濃度や透明度を調べます
© Cayetano Espinosa/ WWF-Chile

水の塩分濃度や透明度を調べます

こうした現場での調査に、時には疲れきってしまうこともありますが、ひとたびボートに乗り込み海に出れば、また力がみなぎってきます。

世界でチリの海にしかいない、謎多きこのチリイルカを守るため、調査を継続していきます。日本の皆さんも応援していただけると嬉しいです!(編訳:自然保護室 吉田)

チリイルカの調査に向かうスタッフたち
© Cayetano Espinosa/ WWF-Chile

チリイルカの調査に向かうスタッフたち

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