© Ola Jennersten/WWF-Sweden

未来を生きる世代のために


シニアアドバイザーの石原です。
今日11月15日は、「いい遺言の日」だそうです。

遺言は、自分の死後、財産等を誰にどう託すのかの意思表示をすることです。
以前は「縁起でもない」と敬遠されがちな話題でしたが、近年の「終活」の流行で、元気なうちこそ、人生で大切にしてきたものや、未来にのこしたいものをじっくりと見つめなおし、形に残しておくことで、想いを実現できるという認識が広まっています。

© Staffan Widstrand/Jürgen Freund /naturepl.com /Alex Mustard/Debra Garside/WWF

相続に関する民法が大幅に改正され、2019年から順次施行されることもあり、ニュースや雑誌等でも相続の解説が増えていますが、その中で社会貢献としての寄付を紹介いただくことも多くなってきました。公益財団等への遺贈・遺産寄付は、申告により相続税が免除になることも、注目が集まっている理由のようです。

先月発売の、日経新聞出版「よくわかる相続2019」という雑誌でも、WWFへの遺贈寄付について紹介いただきました。

遺贈のお問い合わせをくださるのは、動物が好きな方や自然を大切に想う方はもちろん、財産を相続する家族がいないので社会に役立てたいという方や、自然が好きだったご両親や配偶者の想いを汲んで、自分が相続した財産から一部を寄付したいという方など、そのお気持ちはさまざまです。

© WWF-US /Keith Arnold

相続には、税務や法務など複雑な手続きも必要となりますが、WWFに託していただくお気持ちに真摯にお応えできるよう、弁護士や税理士などの専門家とも連携しながら、私も丁寧なサポートを心がけています。

WWFの活動は、志を共に応援してくださる方々のご支援で成り立っています。
人類を含む全ての生き物と、自然が調和して生きていける未来をつくるために、これからも活動を応援いただければ幸いです。

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