「グリーンベルト」の設置作業を行ないました


自然保護室の安村です。沖縄の久米島に来ています。
昨日、久米島・儀間地区のサトウキビ畑で、「グリーンベルト」の設置作業を行ないました。

「グリーンベルト」とは、畑の周りに植物を植え、サンゴ礁に流れ込む赤土の流出を防ぐものです。今回は、WWFジャパンが代表を務める「久米島応援プロジェクト」と久米島町が共催し、ベチバーというイネ科の植物の苗1,000株を畑に植えつけました。

この試みにあたっては、久米島応援プロジェクトに参加する研究者らが、今年2月から儀間川での赤土の流出状況を観測。その結果を基に、特に赤土の流出防止を行なう上で、効果が高いと判断された畑で、今回ベチバーを植えることにしました。

作業には、近隣の小学生の皆さんや、園芸科の高校生ほか、赤土の問題に関心をもつ地域の方々150名が参加してくださいました。

久米島町とWWFジャパンは、久米島南東沖のサンゴ大群集の調査をきっかけに、地域の活性化を視野にいれた環境協定を、今年5月末に締結しました。今回のグリーンベルトの設置作業も、その一環として実施したものです。
サンゴ礁の海を守るために、他の畑についても、今後赤土の対策を実施していく予定です。

 

20101116a.jpg

参加してくれた子どもたちからは、「大雨が降った時でも今日植えたグリーンベルトで少しでも赤土が止まれば嬉しいです!」という感想の声もありました。皆さん本当におつかれさま!

 

企画管理室長
安村 茂樹

沖縄のサンゴ礁と森、中国・韓国の干潟の保全に従事。国際会議でサイドイベント主催やロビー活動をする機会をいただきました。国際、環境、NGO-この3ワードが合わさるWWFで、何をすべきか考え、その仕事の醍醐味を実感し、行動する。そんな機会を一人でも多くのスタッフに提供したいです。毎日、自転車で通勤し、休みは、川でカヌー漕いでいます。

この記事をシェアする

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP