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IUU漁業について

IUU漁業とは、Illegal, Unreported and Unregulated漁業、つまり、「違法・無報告・無規制」に行われている漁業のことです。IUU漁業には、無報告だけでなく、不正確および過少報告の漁業、旗国なしの漁船による漁業、地域漁業管理機関(RFMOs)の対象海域での、認可されていない漁船による漁業も含まれます。現在、世界の海では、このIUU漁業が海洋の環境を悪化させる大きな要因の一つになっているため、WWFではその規制と取り締まりの支援に取り組んでいます。

世界の海を損なうIUU漁業

魚や貝、エビなど、世界のさまざまな水産資源は、近年減少の一途をたどっています。

その主な原因は、「乱獲」や「獲りすぎ」、すなわち水産資源の過剰な利用です。

この問題を解決するには、科学的根拠に従った実効性ある資源管理が必要です。しかし、各国がそうした漁業管理を行なうための制度や法律を作っても、それが守られなければ意味がありません。

Illegal, Unreported and Unregulated漁業、つまり、「違法・無報告・無規制」で行なわれるIUU漁業は、こうし資源管理の実効性を脅かしている、大きな国際問題のひとつなのです。

海洋という広く取り締まりの難しい場所で、このIUU漁業を減らしてゆくことは、容易なことではありません。

しかしWWFは、この問題を今後の地球の海の未来を考える上で、必ず解決してゆかねばならない課題と考え、その解決に向けた取り組みを行なっています。

WWFの取り組み:日本の水産物市場における、IUU漁業リスク調査

WWFでは2017年、IUU漁業により漁獲された水産物が、日本の市場に流入している可能性の高い、リスクのある水産物を把握するため、分析研究を行ないました。

この分析研究は、日本の水産物市場におけるIUU漁業由来のリスクが高い魚種を特定する目的で実施。IUU漁業の撲滅に向けた取り組みの参考資料として、その結果をまとめました。

実際の研究では、IUUリスクが特に高いとみられた10魚種について、6つの基準(1.漁船、2.漁業、3.旗国、4.沿岸国、5.寄港国、6.市場国)を用いて、詳細なIUUリスクアセスメントを実施しました。

日本の水産物市場において、IUU漁業由来の水産物が流入しているリスクについてお知りになりたい関係者向けの報告書です。

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