エコロジカル・フットプリント、早わかり


「エコロジカル・フットプリント」という言葉をご存知でしょうか?

これは、人類が地球環境に与えている「負荷」の大きさを測る指標です。

たとえば、森の木々や海の魚を過剰に利用したり、温暖化の原因になる二酸化炭素を多く排出すれば、それは地球環境を傷つけ、余計な負荷をかけることになります。

「エコロジカル・フットプリント」は、そのさまざまな負荷の大きさを、世界のいろいろなデータを基に計算し、「数値」で示したもの。

その数値を小さくし、負荷の少ない持続可能な暮らしを実現するのが、環境保全活動の目標にもなっています。

WWFジャパンでは「エコロジカル・フットプリント」への理解を広げるため、これまで独自のレポートを発表したり、環境教育教材を作って出前授業を行なったりしてきました。

その結果、この「エコロジカル・フットプリント」の考え方は、日本政府の『生物多様性国家戦略2012-2020』や、東京都の『緑施策の新展開:生物多様性の保全に向けた基本戦略』の中でも言及され、言葉としても徐々に知られるようになりました。

しかし、少々複雑なこの「エコロジカル・フットプリント」を、誰もが直感的に理解するのは、やはり困難があります。

そこで、私たちは、GFN(グローバル・フットプリント・ネットワーク)と協力して、小冊子『地球1個分の暮らしの指標 ~ひと目でわかるエコロジカル・フットプリント~』を作成しました。

図版があるので理解しやすい
©WWF Japan / GFN

これは、図版を多用し、説明も簡潔にしたもので、日英2カ国語で理解を深めることができます。

主に、全国の地方自治体に「エコロジカル・フットプリント」を削減する取り組みを実践してもらうため作成しましたが、一般の方にもご理解していただきやすい内容です。

PDF版も公開していますので、関心をお持ちの方は、ぜひ目を通してみてください。(広報室 大倉)

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C&M室 メディアグループ所属
大倉 寿之

プレス担当。

90年代の諫早干拓問題やオゾン層破壊の話題はけたたましくアラーム音が鳴り響く「警告の赤」。一方、今の温暖化の進行や自然資源の過剰消費は、いつみても「要注意の黄」がともっている状態なのかもしれません。これに慣れっこになってはいけない、そう思いながら、環境ニュースに日々感度の高いアンテナを張っています。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

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