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WWFエネルギーシナリオを手掛けた槌屋治紀氏がKYOTO地球環境の殿堂入り!


今日は、WWFジャパンにとって嬉しいニュースのお知らせです。
「KYOTO地球環境の殿堂」をご存知でしょうか?気候変動に関する国際協定「京都議定書」が生まれた京都の名にちなんで、地球環境の保全に多大な貢献をした方の功績を永く後世にわたって称えるため、2010年に創設されたものです。
毎年、世界中から「殿堂入り者」が選ばれるのですが、なんと第12回殿堂入り者に、システム技術研究所所長の槌屋治紀先生とWWFインターナショナルの気候・エネルギーリーダー、マニュエル・プルガール・ビダルが選ばれました!

©WWF Japan

2021年5月28日、WWFジャパンの新しいシナリオ「脱炭素に向けた2050年のゼロシナリオ」を発表したシンポジウムで解説する槌屋治紀先生

実は、槌屋先生は、WWFジャパンの活動と深いつながりがあります。というのも、WWFジャパンが2011年からアップデートを重ねながら発表してきた自然エネルギー100%の未来を示したエネルギーシナリオは、まさに槌屋先生と一緒に作ってきたものだからです。
槌屋先生は、自然エネルギーが重要な温暖化対策として注目されるようになるずいぶん前の1970年代から、日本のエネルギーがすべて自然エネルギーでまかなえる未来が来ると提言をされ、研究を続けてこられました。

© WWF-US / Eric Kruszewski

風力、太陽光などの自然エネルギーは、温暖化の主な要因である二酸化炭素を排出しないため、脱炭素化の重要な担い手

深まる気候危機の中、今や世界中が、温暖化の大きな要因である化石燃料の使用をやめ、二酸化炭素を出さない自然エネルギーを推進する方向へと舵を切っています。槌屋先生が提言されてきた未来が、現実のものとして目指されるようになったのです。こうしたこれまでのご功績が称えられ、今回の殿堂入りとなりました。私たちWWFジャパンにとっても、本当に嬉しく、元気をもらえるニュースでした。
2021年11月15日には、表彰式が行われ、槌屋先生のスピーチも予定されています。オンライン視聴が可能ですので、ぜひご覧ください。

槌屋先生と作った最新の報告書「脱炭素化に向けた2050年ゼロシナリオ」。2021年9月にアップデート版を発表。詳細は、関連リンクよりご覧ください。

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気候・エネルギーグループ 非国家アクタープロジェクト担当
田中 健

修士(理学・九州大学)
福岡県庁、経済産業省で廃棄物管理やリサイクルなどの環境保全行政に従事、日本のリサイクル企業の海外ビジネス展開を支援。その後、日本科学未来館にて科学コミュニケーターとして、アジア・パシフィックの科学館と連携した持続可能な社会プロジェクト等を担当。2018年8月から現職。気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative: JCI)等、企業や自治体など非国家アクターの気候変動対策の強化に取り組む。

子どもの頃から、自然や生き物の「なぜ?」を探るのが好きでした。自治体や国で環境保全に10年取り組むも、「もっとたくさんの人に環境問題を伝えたい!」と思い、科学館スタッフを経てWWFへ。これまでの経験をまとめて生かし、地球温暖化という大きな課題にチャレンジ精神で取り組みます。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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