「サステナブル・シーフード・ウィーク」はじまります!
2014/06/03
自然保護室の新井です。
いま、世界では、漁業資源として利用されているさまざまな魚種が、資源の枯渇にさらされています。
マグロのような日本人にとってなじみ深い魚もその一例、恵みをもたらしてくれる海の自然の豊かさが、失われつつあります。
そうした中で、6月5日から15日まで、「サステナブル・シーフード・ウィーク」を実施することになりました。
これは、私たちWWFと、持続可能な漁業を認証するMSC(海洋管理協議会)、そしてASC(水産養殖管理協議会)が、環境や資源保護、地域の社会などに配慮して生産された「シーフード」を、もっと広げていこう!と、広く呼びかける企画。
今年が初めての開催となる日本のほか、シンガポールやマレーシア、中国でも実施の予定です。
大きな人口をかかえ、シーフードの一大生産地・消費地でもあるアジア諸国で、水産業を「持続可能(=サステナブル)」なものにしてゆく取り組みは、海の自然や生きものたちを、未来に向けて守ってゆく上で重要です。
期間中、さまざまなイベントが実施されます。
一般の消費者である皆さんはもちろんのこと、レストランやスーパーマーケット、その他シーフードを扱うさまざまな企業の方々とご一緒に、海の自然と恵み、そして持続可能なシーフードについて考える機会にできればと思います。
詳しくは特設ページをご覧ください。