白保の暮らしが学校図書で紹介!


広報担当の新井秀子です。
みなさんは小学校の図書室に、どんな思い出がありますか?

物語、伝記、図鑑・・・、色々な本が書棚に並んでいた光景が浮かびます。

今と違って、私が小学生だった云十年前はインターネットなどありませんでしたから、宿題のために調べ物をするときは、図書室の書籍や図鑑が頼りでした。

今も、学校の図書室や公立の図書館に配架することを目的に出版される書籍というのがあります。

その一つ、この4月に新しく出版された『自然に学ぶくらし』(さ・え・ら書房)に、沖縄県石垣島白保の皆さんのサンゴ礁とのかかわりや保全の取組が、写真と文章で紹介されています。NPO法人夏花とWWFジャパンが、写真提供と取材に協力しました。

『自然に学ぶくらし③自然に学ぶこれからのくらし』の表紙

この書籍は、今の私たちの暮らし方が自然破壊や環境問題を引き起こしている現状を子どもたちに伝えるとともに、どうすれば地球の恵みを持続的に利用していけるか、様々な視点から考えることを意図して編集されました。

白保の皆さんの取組は、第3巻『自然に学ぶくらし③自然に学ぶこれからのくらし』の「自然とずっとつきあうために」というページで、大切な自然を未来に残していく暮らし方のヒントとして紹介されています。

例えば、グリーンベルト大作戦。月桃という植物を農地の周囲に帯状に植え付け、サンゴ礁を劣化させる赤土の流出を防いでいます。

白保のサンゴ礁の海には、地元の人々が昔から名付けている地名がある。写真はフタマタクムイ。二股に分かれたくぼみという意味

サンゴ礁の海を守りながらその恵みを利用する白保の知恵や文化が、日本全国の子どもたちの目に触れ、各地で自然を大切にする気持ちが育まれますように。

小学校の図書室や公立図書館に行かれる機会がありましたら、ぜひ手に取って、ページをめくってみてください。

農地の赤土流失を防止するため植えられた月桃のグリーンベルト

週末にはWWFサンゴ礁保護研究センターで白保日曜市が開かれる。地元の農産物や加工食品、伝統的な玩具などが並ぶ

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ブランドコミュニケーション室(メディア)
新井 秀子

WWFの活動情報を主に報道関係者向けに発信しています。

地球環境問題に取組む研究者になろうと決意して、民間企業を辞めて大学院に。在学中に霞ヶ浦流域河川の市民調査に携わり、市民活動の意義を体得。水質調査に行ったフィリピンで褐色の山々に衝撃を受け、何とかしたいと、研究者の道よりWWFを選択。あきらめずに一歩ずつ進んでいます。

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