奈良教育大学でエコロジカル・フットプリントのワークショップを開催


広報室の大倉です。1月31日、奈良教育大学で、ESD(Education for Sustainable Development=持続可能な開発のための教育)に関する公開勉強会が開催されました。

奈良県内の学校教員や大学生、「奈良ESDコンソーシアム」の先生方が参加。WWFジャパンも講師に招かれ、エコロジカル・フットプリントのワークショップを開催しました。

エコロジカル・フットプリントは、人類が地球環境に与える負荷の大きさを測るものさしです。自分の生活による環境への負荷を「地球○個分」という形で数値化してくれます。

盛り上がりを見せたディスカッション

これは、環境省のESD人材育成事業として、教員が子どもたちに「持続可能な社会」について教えるときに、フットプリントの考え方をどう伝えるか学んでいただく機会となりました。

肉の消費量や1カ月間の電気消費量、自動車の走行距離などの自分の生活スタイルを、タブレットを用いて入力すると、生活を支えるのに必要な地球の個数、すなわちフットプリントの大きさが表示されました。2個を超えた人が多かったようです。

私たちは世界平均で地球1.5個分の生活を送っていますが、日本人に限れば2.3個分の生活と高めになっています。

環境問題について理解を深める

参加者は互いの結果を見せ合った後、自動車の利用を控えるなど、負荷を減らすための工夫を話し合いました。

自分のエコロジカル・フットプリントを求めるのは初めてとあって、ワークショップは大いに盛り上がりました。

このワークショップを企画した「環境省近畿環境パートナーシップオフィス(きんき環境館)」は、近畿地区で、主に環境を切り口としたESDの推進を図っていますが、WWFの話題提供は、今後の参考にしていただけるものとなったようです。

WWFジャパンは「地球1個分の暮らし」をたくさんの人に知っていただけるよう、今後も活動を続けていきます。

地球1個分で暮らすことを提案する電子版教材(ただし、この教材では、自分のエコロジカル・フットプリントの値を求めることはできません)

この記事をシェアする

C&M室 メディアグループ所属
大倉 寿之

プレス担当。

90年代の諫早干拓問題やオゾン層破壊の話題はけたたましくアラーム音が鳴り響く「警告の赤」。一方、今の温暖化の進行や自然資源の過剰消費は、いつみても「要注意の黄」がともっている状態なのかもしれません。これに慣れっこになってはいけない、そう思いながら、環境ニュースに日々感度の高いアンテナを張っています。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP