「海のエコラベル」つきサケを選んで、カムチャッカの自然を守る!


水産担当の新井です。現在展開中の、「サステナブル・シーフード・ウィーク。」

持続可能な水産物を広く知ってもらおう!というこのキャンペーンの一環として、賛同企業であるイオンの店舗にて、「海のエコラベル」つきシーフードの普及イベントが行なわれました。

店を入ると、ショーケースに並んでいたのは、持続可能な水産物であることを示す「MSCマーク」がついた、たくさんのベニザケ。

普及イベントは、6月6日から10日まで、東北地方から中国地方のイオン40店舗で行なわれました。

きれいなピンク色の身が目を引くその傍らでは、試食販売も行なわれていました。

このベニザケは、ロシアのカムチャッカで獲られたもの。日本はロシア産のベニザケの主要なマーケットであり、2013年の数字では、国内流通量の実に80%がロシア産でした。

私たち日本人と関わりの深い、カムチャッカのベニザケ。しかし近年、現地では、乱獲や密漁が問題となっています。

このまま無計画に乱獲を続ければ、いずれ資源は枯渇し、サケを餌としているヒグマやオオワシをはじめ、生態系全体への影響が懸念されます。

そうなれば、サケ漁によって生計をたてている地域の人々も、生きる術を失ってしまうでしょう。

そこでWWFでは、多様な生きものを育むカムチャッカの自然を守るため、持続可能なサケ漁業への転換を推進しています。

地元の水産会社や漁師、地域住民との協力し、MSC認証の基準にそった漁業を徹底。

その結果、2012年9月、カムチャッカで初のMSC認証漁業が、ベニザケで誕生しました。

WWFロシアのセルゲイ・ラファノフは、「この取り組みが密漁の減少にもつながっている」と話します。

私たちが日々の暮らしの中で、「海のエコラベル」つき商品を選ぶことが、カムチャッカの自然を守ることにつながります

イベントは6月10日にて終了しましたが、MSC認証ベニサケは引き続き、イオンの店頭で販売されるそうです。

また、生活協同組合ユーコープでも、15日までの期間中、店頭イベントが行なわれる予定です。皆さんもこの機会にぜひ一度、選んでみてください!

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C&M室 メディアグループ所属
新井 秀子

WWFの活動情報を主に報道関係者向けに発信しています。

地球環境問題に取組む研究者になろうと決意して、民間企業を辞めて大学院に。在学中に霞ヶ浦流域河川の市民調査に携わり、市民活動の意義を体得。水質調査に行ったフィリピンで褐色の山々に衝撃を受け、何とかしたいと、研究者の道よりWWFを選択。あきらめずに一歩ずつ進んでいます。

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