出かけてみませんか? 秋の気配を感じる「FSCの森」


こんにちは、森林担当の古澤です。
森を守りながら木を使う、そんな取り組みの証である「FSC®」のマーク、皆さまご存知でしょうか?

最近は、木材製品だけでなく、ノートやトイレットペーパー、雑誌類など、いろいろな紙製品でも、このマークを付けたものを身近に見かけるようになりました。

こうした品々は、地域の自然や社会に配慮し、他の木材とも混ざらないように生産され、流通・販売されています。

FSC(R)のマーク

そんなFSC認証木材を生み出す源である森の現場を、この秋に、実際に見てみませんか?

9月12日(土)、FSCの森を「知る・見る・食べる」エコツアーが開催されます。

場所は、東京都檜原村、田中林業さんの「FSCの森」。参加費は無料!です。

森を1キロほど歩きながら動植物を観察し、お昼にはFSCの薪を使って焼いたピザを頂きます。落ち葉や木の実などを使った、クラフト工作なども予定!

お子さまにもお楽しみいただけるかと思いますので、ご家族でのご参加も歓迎です。

世界の各地で森林の保全に大きく貢献している「FSCの森」。

その現場を体感していただける貴重な機会になります。ぜひご参加ください!

【イベント紹介】9月4日〆切です!

★WWFのスタッフも参加します!

【関連情報】

生物多様性に配慮して管理されているFSCの森。スギやヒノキばかりの人工林と異なり、植物の多様性にも富んでいます。

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自然保護室(森林グループ所兼 マーケットグループ長)
古澤 千明

大学卒業後、民間金融企業での勤務を経てWWFジャパンに入局。2010年より主に東南アジアの森林保全プロジェクトを担当。インドネシアやメコン地域などのWWFオフィスとも連携しながら、森林減少の要因となっている農林産物の生産について、関係企業に生産現場の課題を伝えたり、調達改善のための支援に取り組む。2021年からは、マーケットグループ長も兼任し、森林保全の枠を越えて企業のサステナビリティの向上に努める。

幼いころから自然や生き物への興味はありましたが、WWFとの出会いは偶然でした。自然科学や生物のスペシャリストではない自分だからこそ、得られる理解・賛同もあると信じつつ、そうは言っても日々勉強です。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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