どうぶつ社の36年に思いを馳せて
2012/12/01
広報の佐久間です。今日は、寂しいお知らせです。
36年間、野生の生きものたちをテーマにした書籍をたくさん出版してきた「どうぶつ社」さんが、今年12月で出版活動を休止されることになってしまいました。
WWFジャパン事務局の本棚にも、どうぶつ社発行の書籍がたくさんあります。『雁よ渡れ』『金沢城のヒキガエル』『野生のパンダ』『ペンギンハンドブック』『ハンター&ハンティッド』など、どれも印象深い本ばかりです。
現在、東京・池袋のジュンク堂書店7階理工書売り場では、どうぶつ社の36年にわたる仕事と功績を振り返ろうと、ブックフェアが行なわれています。展示のみの書籍もありますが、まだ購入できる本もあります。
会場には、どうぶつ社の本に思い入れを持つ多くの人々から寄せられたコメントも、所狭しと並んでいます。
中には、写真家の岩合光昭さん、今森光彦さん、動物画家の田中豊美さん、生物学者の福岡伸一さんのお名前も。恥ずかしながらWWFからもひとこと、お寄せしています。
どうぶつ社ブックフェアは、12月10日(月)までの開催です(月~土10:00~23:00、日・祝10:00~22:00、最終日のみ16:00終了)。来年には店頭から消えてしまうどうぶつ社の本たちが、一堂に会する貴重なチャンス。
もし池袋周辺にいらっしゃる機会がございましたら、ぜひ、お立ち寄りください。