一見、ペイズリー。よくよく見れば...「!」


スカーフやネクタイの柄として、よく目にする「ペイズリー」。実は、地名だということをご存知でしたか?

19世紀、スコットランドにあるペイズリー(Paisley)という町で、この模様をあしらったショールがさかんに生産されたことから、模様そのものの名称にもなったのだそうです。

このペイズリー模様、モチーフは草花や樹木だとの説が有力ですが、ゾウリムシを連想する人も少なくないようです。

WWFでも、チリの海に暮らす生きものについての情報をまとめているときに、そういえば海の生きものって、ペイズリーのモチーフになりそうだよね、という話になりました。

そして、生まれたのが「FOREVER BLUE バンダナ」です。

一見、普通のペイズリー模様ですが、よく見ると、WWFが保全に取り組む南米・チリ共和国の海の生きものたちが、いくつも目に飛び込んできます。

マゼランペンギン、シロナガスクジラ、チリイルカ(ハラジロイルカ)をはじめ、ミナミウミカワウソやサカツラウ(鵜)、ミナミアメリカオットセイ...

こうした生きものたちは今、日本にもたくさん輸出されているサケ(鮭)の養殖のために、すみかの破壊や海の汚染などに、おびやかされています。

そんな悲しい状況に終止符を打ち、命あふれるチリの海を守ることをめざして、WWFでは、サケ養殖を環境に配慮した形に改善する活動に取り組んでいます。

チリの生きものいっぱいの「FOREVER BLUE バンダナ」は、この活動をご支援くださった方に、お礼として差し上げています(9月30日まで)。

もし、ご関心を持っていただけましたら、ぜひぜひ、こちらにアクセスしてみてください。
(C&M室 佐久間)

ご支援のお願い

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マーケティング室(会報担当)
佐久間 浩子

WWFではずっと「伝える」ことに携わってきました。今は会報を担当しています。

なにごとも決めつけてはいけない。知ったつもりになるな。複雑なものを、複雑なまま受け止める覚悟を持て。想像力を磨き、ヒトの尺度を超える努力をせよーー動物や植物に教えられたことを胸に、人と自然の問題に向き合い続けたいと思います。

人と自然が調和して
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環境保全団体です。

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