白化したサンゴ、3割も回復!


去夏の高水温を耐えしのいだ米原海岸のサンゴ達!(2017年1月11日撮影)

沖縄・石垣島の白保より、「しらほサンゴ村」の鈴木倫太郎です。

先日、石西礁湖で去年白化したサンゴの7割が死んでしまった、というニュースが報道されました。

これは、環境省の発表によるもので、日本を代表するサンゴ礁の一つである石西礁湖の現状に、驚かれた方もいらっしゃるのではないかと思います。

私も昨年、この石西礁湖には何度も通い、サンゴの様子を見てきました。

確かに、高い水温が続いた昨年の夏は、この石西礁湖をはじめ、石垣島周辺のサンゴ礁では多くのサンゴが白化。

私たちのセンターがある東海岸の白保の海でも、例年にない規模で白化現象が確認されました。

しかし、その中で必死に生き残ったサンゴたちもいます。

そもそも、白化したサンゴの多くが死滅することは、驚くことではありませんし、何より生きものであるサンゴたちは、回復する力を持っています。

白化したサンゴの7割が死んでしまった事より、なぜ「3割も回復!!!!」というニュースを報道してくれないのか??

各地の現場を見てきた私としては、むしろ3割回復している方が驚きです。

今回のサンゴの白化と死滅はショッキングな発表ですが、それは捉え方の問題でもあります。

しっかり生き残ってくれた3割のサンゴを、いかに守り育てるかを考えた方が、将来のサンゴ礁保全に繋がると思うのです。

昨年は、一連の白化現象を受け、石垣島の島内でもサンゴを守るためのさまざまな動きがありました。

地元の人たちの頑張りをこちらの報告にまとめましたので、ぜひご一読ください。

頑張れ!サンゴたち!

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自然保護室 国内グループ所属
鈴木 倫太郎

南西諸島のサンゴ礁など海域をフィールドを担当しています。

石垣島・白保の海に初めて出会ってから20余年。それ以来、研究者として、仕事として、サンゴにかかわり続けてきました。サンゴを愛し、サンゴから愛されそびれた男。サンゴ礁の魅力を多くの人に伝えていきたいと思います。

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