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ミヤコカナヘビに会える!イベント開催


絶滅の危機に瀕した野生生物をまもる活動をしているWWFですが、そうした生き物の実際の姿は、その希少性ゆえ、プロジェクトの担当者でもなかなか見ることができないのが現状です。

WWFが沖縄県・宮古島で保全活動を支援しているミヤコカナヘビ(IUCN/環境省レッドリスト掲載種)も例外ではなく、島民の皆さんでも「見たことある」いう人は少数。それくらいレアな生き物になってしまいました。

そのようなミヤコカナヘビの生きた姿を見ることができるイベントが、11月18日から宮古島市で開催されます。主催は日本動物園水族館協会と環境省。WWFも宮古島市と共に協力します。

ミヤコカナヘビ生体展示イベントちらし

会場では、ミヤコカナヘビの生態研究、脅威となっている外来種(イタチ、クジャク)や密猟・ペット取引に関する展示も行なわれる予定です。

宮古島市は、2018年にエコアイランド宣言2.0を発表。
「千年先の、未来へ。」を合言葉に、「緑・海・空を守り、すべての生物が共に生きていける環境づくりのため行動」や「よりよい地球環境を取り戻し・守るため、世界の人々とともに考え・行動し、未来へバトンタッチ」することを表明されています。

その一環として、ミヤコカナヘビの保全や外来種対策を推進しています。

ミヤコカナヘビにも脅威となっている密猟・違法取引に対しては、私たちも現地の皆さんと協力し対策を進めていきます。先日、希少種の密猟・持ち出しの取締りについて、宮古島警察署を訪問して協力をお願いしてきました。

©WWF Japan

宮古島警察署の前に立つ宮古島まもる君とまるこちゃん。ミヤコカナヘビもまもってね。

海の美しさでも名高い宮古島には、陸域にも希少な固有種が生息しています。

その代表ともいえるミヤコカナヘビの姿を多くの方にご覧いただき、自然をまもる活動について考える機会になればと願っています。

(野生生物グループ 小田倫子)

イベント概要:絶滅危惧種ミヤコカナヘビの展示会

【場所】
宮古島市クリーンセンタープラザ棟1階
(平良字西仲宗根565-6)

【日時】
11月18日~11月29日(23、24日除く)
9時~17時(最終日のみ16時)

【注意】
マスク着用、手指消毒をお願いします。また、混雑状況によってはご入場をお待ちいただく場合があります。

【主催】
環境省、(公社)日本動物園水族館協会

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森林・野生保護室 野生生物グループ
小田 倫子

弁護士として10年間稼働後、家族の転勤に伴い沖縄県名護市に居住したことを契機に、自然保護の仕事を志し大学で保全生態学を専攻、2013年WWF入局。法人パートナーシップ担当として生物多様性保全・気候危機対策に関する企業との協働プロジェクトの提案・実施業務を担当後、野生生物グループに異動、今は国内希少種を保全するフィールドプロジェクトを担当。
学士(法学・農学 東京大学)
法学修士(カリフォルニア大学バークレー校)

国内希少種の宝庫である南西諸島で主に活動しています。フィールドで生き物に出会い、その美しさ・不思議さを仲間と分かち合える瞬間が至福の時。趣味は里山散策と水生生物の観察。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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