子どもたちの言葉で語る、森林保全


広報の松岡です。

先日、東京の麻布にある西町インターナショナルスクールで開催された、フリーマーケットのお手伝いに行ってきました!

このフリーマーケットでは、森林の保全と持続可能な利用をテーマにした「WWFジャパン森林絵本コンテスト」の参加校である西町インターナショナルスクールの子どもたちと、コミュニティーサービスコミティー(PTA)の親御さん、担任の先生方が、ご厚意でWWFブースを設置くださいました。その売上の一部は、WWFの活動へご寄付いただく予定です。

WWFブースでの集合写真

この日WWFブースを担当してくれたのは、コンテストに応募した4~6年生の子どもたち、約10名。

応募作品を印刷した冊子や、環境や地域に配慮して作られた製品の国際的な認証エコラベル「FSC®」が付いた製品などを、元気いっぱいに販売してくれました!

2016年に実施した森林絵本コンテストの全応募作品84点の内、西町インターナショナルスクールからの応募は計28点。

西町インターナショナルスクールからの応募作品

どの作品もユニークで、話の展開も、絶滅危惧の動物が心配でタイムマシンで未来へ出かけたり、密猟者から動物を守るため、透明になるマントで隠れたりと、柔軟な発想の子どもたちならではの世界観でした。

コンテストの前には、WWFのスタッフや、この企画に協賛いただいた王子ホールディングス株式会社のご担当者から、世界の森で起きている環境問題や、森を守りながら木や紙を使い続ける取り組みについてお話をし、それを踏まえて子どもたちが続けた学習の成果を絵本にまとめてくれていました。

FSCの森

出来上がった絵本の内容の濃さにも驚いたのですが、今回のブース販売では、子どもたち自身が言葉を紡ぎながら、お客さんへ熱心に説明している姿が、とても頼もしかったです。

こうして未来を担う世代が、環境問題に関心を持ち、自発的に学び、行動してくれることの大きなパワーを感じた1日でした。

関連リンク

FSC製品を選ぶことが、森の保全や、オランウータンなどの野生生物を守ることに繋がります。

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マーケティング室(遺贈相談担当 ドナーアドバイザー)
松岡 永里子

学士(国際教養学)。広報代理店、海外WWFのウミガメ保全現場アシスタントを経て、2016年にWWFジャパンの広報メディア担当として入局。2018年より新設の遺贈担当に転向。
動物が好きで、もともとWWF個人会員でした。終活もまずは実践!と28歳で初めて自分の遺言書を作成、何度か書き換えの上、法務局に保管しています。おひとり、おひとりのお気持ちやご事情を伺い、同じ目線に立って相談をお受けしています。初めてでも、大丈夫です!先ずは雑談からでも、安心してご相談ください。

遺言書によるご逝去後の寄付「遺贈(いぞう)」のご相談や手続きを専任で担当。
大切なご支援者様の希望が実現できるよう、そしてご親族が悲しい想いをされないよう、全力でサポートします!不動産の寄付、終活全般もお気軽にご相談ください。

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