[COP10関連] 食べて考える、第2回「外来種ワークショップ」


草刈です。
朝から真夜中まで続く過酷なCOP10会議場の中、今日の夕刻に開かれたワークショップで、ユニークなサービスが振舞われました。

参加者の皆さんがかぶりついているのは、なんと「ブラックバス・バーガー」!

環境省が主催したこのサイドイベントは、外来生物の現状を学習するワークショップ企画で、バス・バーガーの効果もあってか、大入り満員。

話題のブラックバスについては、琵琶湖の現状について琵琶湖博物館の中井克樹さんが紹介し、同じく外来種のセイヨウオオマルハナバチやアリ類の問題を、国立環境研究所の五箇公一さんが話しました。

私も飛び入りでスベシャルスピーカーとして参加、WWFが開発した外来種普及啓発教材、「ピンチくん」を紹介しました。

生物多様性条約の締約国会議の会場で、日本の外来生物の現状を報告されたのは、初めてのケースだと思います。

今日は本会議場でも、外来生物をテーマとした議論がありましたので、参加者の関心も高く、皆さん興味深く話を聞いていました。

生物多様性条約に加盟している国でも、「外来生物法」を独自に作って、対策を行なっている国は、まだ多くありません。

今回のワークショップを受けて、外来生物対策の先進国になろう!という国が出てくることを期待したいと思います!

 

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ブラックバスは白身の魚。いや、結構イケます

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琵琶湖の外来魚の話をする中井さん

 

自然保護室 国内グループ所属
草刈 秀紀

日本の自然保護にかかわる法制度の改善をめざす取り組みを行なっています。

子どもの頃から動物が好きで、農業者でもないのに農業高校の畜産科に行き、上京して大学時代に多くの自然団体の会員になりました。野生のエルザのゲームワーデンにあこがれ、32年前に職員になりました。最近は、永田町を徘徊しています。

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