ふんばれ、南三陸町


草刈です。先週、東日本大震災で津波の大きな被害を受けた、南三陸町へ行ってきました。

ここでは、「冬みず田んぼ」の活動をしている「NPO法人田んぼ」が、水田の復興活動を進めています。皆さまからお寄せいただいた震災緊急支援募金を基に、今WWFでは、その活動を支援させてもらっているのです。

「冬みず田んぼ」は、通常は水を抜いてしまう冬の田んぼに、水を湛えてさまざまな生きものの生息場所を確保し、生物多様性の力を借りて稲作を行なう水田のこと。

最近は取り組むところが減ってしまいましたが、昔から日本で行なわれていた農法で、もちろん、化学肥料や農薬も使っていません。

震災から5カ月近く。今回「NPO法人田んぼ」理事長の岩渕成紀さんが案内してくださった南三陸では、今も町の彼方に瓦礫の山が積みあがり、廃棄物の処理作業が延々と続けられていましたが、「NPO法人田んぼ」ではその中で、被災した水田の復興作業をすでに進めています。
来年には米の稔りも期待できるとのこと!

こうした農業の復興も、被災地をよみがえらせる一歩になるでしょう。私たちも応援してゆきたいと思います。ふんばれ!南三陸町!

20110802b.jpg

町の入り口で出迎えてくれた『ふんばれ、南三陸町』の看板

20110802a.jpg

積み上がった瓦礫の山。撤去の作業が続く

20110802c.jpg

海の近く。堤防が大津波で破壊され、満潮になると海水が小魚と共に流れ込んできます。

自然保護室 国内グループ所属
草刈 秀紀

日本の自然保護にかかわる法制度の改善をめざす取り組みを行なっています。

子どもの頃から動物が好きで、農業者でもないのに農業高校の畜産科に行き、上京して大学時代に多くの自然団体の会員になりました。野生のエルザのゲームワーデンにあこがれ、32年前に職員になりました。最近は、永田町を徘徊しています。

この記事をシェアする

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP