福島県相馬市の松川浦に来ています


海洋担当の前川です。
「暮らしと自然の復興プロジェクト」の一環で今、福島県相馬市の松川浦周辺の地形、土地利用調査に来ています。

先の震災で津波に被害を受けた松川浦では、その地形や植生が大きく撹乱されました。

また、周辺の水田や市街地の大きな被害を受けたので、今後、松川浦の復興計画を実行していくにあたって、どのように自然環境を復元し、土地利用を進めていくかが課題となっています。

今回、国士舘大学地理・環境専攻の長谷川教授と研究生の岩崎さんに、明治時代から現代までの土地利用を解析してもらうにあたり、現場の視察調査に来ていただきました。

松川浦には五つの河川が流入しており、河口域は水田や湿地がみられますが、流域が市街地化したことによって、松川浦の自然環境も少しづつ影響を受けたと考えられます。

過去にさかのぼり、その変遷を追うことで、これからの土地利用のあり方や環境復元についてのヒントが得られるかもしれません。

松川浦周辺は、未だがれきや土砂の撤去のために工事車両が行き交っていますが、被災し営業を休止していた店舗が再開するなど、少しずつ復興に向けた動きがみられています。

一日目は松川浦には周辺を一周し、状況を確認しました。二日目は、松川浦の中の中州に上陸し、植生等を調べる予定です。
またご報告いたします。

20111115a.jpg

国士舘大学の長谷川均先生。石垣島白保のサンゴ礁調査でもお世話になっています

20111115b.jpg

現地で調査中の岩崎さん。

自然保護室 海洋水産グループ所属
前川 聡

ASC認証にかかわるプロジェクトを主に担当しています。

日本各地の漁師町を訪ねては、持続的な養殖や漁業の推進のために関係者の方々と話し合いをしています。道すがら、普段はなかなか見ることができない風景や鳥を見つけては、一人ほくそえんでいます。もちろん、新鮮な魚介とお酒も! 健康診断の数値が気になるAround Fifty

この記事をシェアする

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP