COP17ダーバン会議のNGO報告会を開きました


広報担当の新井です。
1月10日、東京都の文京シビックセンターで、国連気候変動枠組条約第17回締約国会議(COP17)の報告会を開きました。

会議での決定事項や、その意義などについて報告したのは、南アフリカに行き、会議に実際に参加したWWFを含む環境NGOのスタッフ5人です。

COP17は、南アフリカ第3の都市ダーバンで2011年11月28日~12月11日まで開催されました。

およそ1ヶ月を経ての報告会でしたが、会場には、企業、自治体、大学、報道機関などから定員を超える127人もの方にご参加をいただき、その関心の高さを感じました。会場の控え室のイスも総動員したのですが、最後まで立ったままの方もいらっしゃるほどでした。

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満席でした!!

COP17は、京都議定書第1約束期間以降、つまり2013年以降の世界の温暖化対策を決めなければならないという会議でした。その点では、京都議定書の第2約束期間への延長と、その後に続く法的拘束力のある次期枠組みへの約束に合意という「結果」を出しました。

しかし、地球温暖化を防止するという意味では、全体の削減目標レベルは低いままに留まっています。日本も京都議定書の第2約束期間に数値目標をもたないと表明。2013年以降は法的義務から逃れ、自主的な努力をしていくとしました。

こうした日本政府のこれまでの交渉姿勢と今後の課題についても、報告会では発表がありました。地球温暖化の防止に真に取り組むというならば、「25%削減目標」の堅持と、京都議定書第2約束期間への参加(大事な今からでも遅くない!)が大事なカギになります。
今後の国内政策のゆくえが注目されます。

  • ※セミナー当日の資料は、こちらからご覧いただけますので、どうぞご参照ください。

 

C&M室 メディアグループ所属
新井 秀子

WWFの活動情報を主に報道関係者向けに発信しています。

地球環境問題に取組む研究者になろうと決意して、民間企業を辞めて大学院に。在学中に霞ヶ浦流域河川の市民調査に携わり、市民活動の意義を体得。水質調査に行ったフィリピンで褐色の山々に衝撃を受け、何とかしたいと、研究者の道よりWWFを選択。あきらめずに一歩ずつ進んでいます。

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