自然エネ拡大の舞台裏で進む、風をよむ技術


寒い日が続きますね。

WWFの事務所周辺でも、日差しがあたる場所はポカポカと暖かいのですが、高層ビル付近では、日陰な上に強いビル風に煽られて、凍えるような寒さです!

こうしてほんの小さなエリア内でも、日差しの当たり方や気温、風の強さが変わるわけですから、太陽光や風力を利用した発電を効率よく行うためには、その地域やその日の気候によって異なる状況を、より正確に分析したデータが必要です。

そこで、WWF温暖化担当の小西雅子が昨年、雑誌「隔月刊 地球温暖化」の連載企画として、風力発電の予測システムを開発する伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC 社)へ、取材に行ってきました!

その予測システムでは、気象状況データ、発電実績データ、更に日本独自の地形や風の動きなどを解析し、向こう数日分の風力発電量を予測します。

WWF事務所周辺。この時期、日陰はひんやりと寒いです。

そして電力事業者は、その予測発電量と、更に向こう数日間で使用される電気の需要予測を照らし合わせて、必要分を賄う発電計画を立て、運用するのです。

電気の使用量に対して、発電量が多すぎても少なすぎても、停電等のリスクに直結してしまうため、自然エネルギーの活用拡大のためには、より精度の高いデータ解析技術と、安定した電力供給のための発電計画が重要になるのです。

日々何気なく感じる太陽の温かさや風の強さが、こうして膨大なデータやIT技術、そして発電所を経て電気となり、私たちの暮らしを支えるエネルギーとなって届くことを思うと、改めて電気を大切に使いたいなと感じます。

連載「小西雅子インタビューシリーズ paint a future~持続可能な未来をつくる主役たち」では、温暖化対策の取り組みを支える企業さんへのインタビューを紹介しています。

今回の取材内容は、「隔月刊 地球温暖化」1 月 15 日発売号に前編が掲載中。次回3 月 15 日発売号と2 回にわたり掲載予定ですので、ぜひご覧ください!(広報担当 松岡)

関連情報

取材後に、CTCの皆さまと。左から2人目がWWFジャパン温暖化担当の小西雅子

この記事をシェアする

C&M室 プレス・映像担当
松岡 永里子

長年氷上でアザラシを撮影している写真家の方に聞いた、撮影現場で着実に進む地球温暖化の影響にショックを受け、広報代理店から転職。難しい印象もある環境問題ですが、より多くの方に関心を持っていただけるような発信を目指しています。業務として始めた動画制作が今では趣味に。ドローンも練習中!

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP