カンクンより。会議と朝日とストレスとヨガ


温暖化担当の小西です。
国連の温暖化防止会議COP16が開かれている、メキシコのカンクン会議に来ています。

年末恒例のこの国際会議は、2週間ず~~っと朝から晩まで会議漬け。
WWFの内部会議も毎朝7時半から始まります。ここでは、世界各国から集まったスタッフが、情報の共有と戦略作りを行ない、それにしたがって、一日会議場を走り回って、各国政府の代表と話をしたり、マスコミ向けの情報発信をしたりして、難航する交渉の行方をなんとかいい方向へ進めようとがんばります。

今回の会議では、日本政府が「京都議定書の延長反対」を、強く初日に発表したもんだから、世界中の国々がいっせいに怒り出し、もう大変! WWFジャパンのスタッフも、報道陣からインタビューやコメントやらを求められ、大忙しのスタートです。

これが延々2週間ですから、とっっっってもストレスたまるんですよね~~
体調も明らかにおかしくなってしまうので、すごく心配になります。

そこで朝6時半におきて、ビーチの散歩とヨガをはじめました。
ここ、カンクンはユカタン半島の先端! 朝焼けの中、海から上る太陽を見つめて、波の音を聞きながら、ヨガの呼吸をしているとほんとに、癒されます!
あと一週間、がんばるぞ!

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朝7時からのWWFスタッフのミーティング

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カリブ海から昇るカンクンの朝日

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専門ディレクター(環境・エネルギー)
小西 雅子

博士(公共政策学・法政大)。米ハーバード大修士課程修了。気象予報士。昭和女子大学特命教授、京都大学院特任教授兼務。
中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005 年に国際 NGO の WWF ジャパンへ。専門は国連における気候変動国際交渉及び国内外の環境・エネルギー政策。2002 年国際気象フェスティバル「気象キャスターグランプリ」受賞。環境省中央環境審議会委員なども務めている。著書『地球温暖化を解決したい―エネルギーをどう選ぶ?』(岩波書店 2021)など多数。

世界197か国が温暖化対策を実施する!と決意して2015年に国連で合意された「パリ協定」の成立には感動しました!今や温暖化対策の担い手は各国政府だけではなく、企業や自治体・投資家・それに市民です。「変わる世の中」を応援することが好きな小西です♪

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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