進めよう!太陽光・太陽熱・バイオマスなどによる被災地支援プロジェクト


広報担当の新井です。
昨日、衆議院第二議員会館で、東日本大震災の被災地支援「つながり・ぬくもりプロジェクト」発足の記者会見がありました。

これは、太陽光・太陽熱・バイオマスなどを利用して被災地を支援するプロジェクトで、震災から3週間たった今も電気やガスなどが復旧していない避難所や防犯拠点に、(1)太陽光発電で電気を灯し、(2)太陽熱温水と(3)バイオマス (薪ボイラー)で温かいお湯を提供することから始めます。

まずは3カ月程度の短期支援を実施しますが、長期的には仮設住宅にも導入することを視野に入れています。

プロジェクトは、環境エネルギー研究所(ISEP)が事務局となり、自然エネルギー事業協同組レクスタなど、自然エネルギーの普及に取り組むNPOや中小企業、そして自治体が協力して実施するもので、WWFも協力団体として参加。

すでにバイオマス産業社会ネットワークと地元の岩手・木質バイオマス研究会が、薪かまどや薪ボイラーによるお湯の提供を避難所で実施しており、太陽光発電システムについても、石巻や気仙沼など現地のニーズの確認や準備が始められました。

各実行団体では今後、こうした準備や、そのための支援活動を進めます。
特に、これを支援する資金の確保は大きな課題。太陽光発電で最低限の電力量を賄うには35万円、太陽熱温水器を1カ所する設置には30万円、移動「薪ボイラー車」によるお風呂の巡回サービスには100万円が必要です。

環境エネルギー研究所のウェブサイト上では、ご寄付をお願いしていますので、是非ご協力ください。

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太陽熱温水器の模型を示す(社)Office Ecologist代表の鮎川ゆりかさん

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4月4日に衆議院第二議員会館で開かれたプロジェクトの発足記者会見

 

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C&M室 メディアグループ所属
新井 秀子

WWFの活動情報を主に報道関係者向けに発信しています。

地球環境問題に取組む研究者になろうと決意して、民間企業を辞めて大学院に。在学中に霞ヶ浦流域河川の市民調査に携わり、市民活動の意義を体得。水質調査に行ったフィリピンで褐色の山々に衝撃を受け、何とかしたいと、研究者の道よりWWFを選択。あきらめずに一歩ずつ進んでいます。

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