脱原発と自然エネルギーを主流に!eシフトのイベント
2011/06/08
広報の新井です。
先週末、脱原発と自然エネルギーを主流にするための政策を提案し、議論するためのシンポジウムが、eシフトによって、東京のオリンピックセンターで開かれました。
eシフトとは、福島第一原発事故を契機に、脱原発と自然エネルギーを中心とした持続可能なエネルギー政策を実現させることを決意した、環境NGOなどの団体・個人の集まりで、WWFジャパンも参加しています。
休日であるにもかかわらず、予想以上にたくさんの方が集まり、脱原発や自然エネルギーへのシフト(移行)を求める声の高まりを、肌で感じることのできる場となりました。
この日、WWFジャパンからも、「私たちのエネシフ宣言」というセッションで、脱原発と大幅な省エネ・節電で、地球温暖化対策にも貢献する、自然エネルギー100%の安全な未来をめざそう、と呼びかけました。
WWFでは今、日本を含め「2050年までに世界の全てのエネルギーを、自然エネルギーでまかなう」というビジョンをかかげ、その実現のための手段を、さまざまな専門家・事業者・NGOの方々と一緒に検討し、提案しようとしています。
そうした政策の実現には、今回のイベントのような場をつくり、市民が声を挙げてゆくことも重要です。市民に将来を選び取る権利を取り戻さねば、政策や国の未来を変えてゆくことはできません。
私たちはまた、自然エネルギーと省エネによる新しい社会づくり、そして原発の段階的な廃止を、「エネルギー基本計画」に組み込み、日本のエネルギー政策とすることを求める署名活動も行なっています。
目標は120万人、日本の総人口の約1%です。
確実に日本の未来を変えていく、その一歩として、ぜひ、皆さまのご協力をお願いいたします。
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