登山家・田部井淳子さんとの対談


こんにちは。広報の新井です。
昨日、登山家で福島県出身の田部井淳子さんと、WWFジャパンの德川会長との対談が、WWFの事務局で行なわれました。

これは、長くWWFの活動に協賛をいただいてきた、福島民友新聞の特集企画で、「自然エネルギー100%の未来をめざして」をテーマにお話しいただいたものです。

東日本大震災と、それをきっかけとした原発事故によって、甚大な影響を受けている福島県。
田部井さんは、震災のすぐ後に「私にできることを」と、避難所の方を対象に県内の山歩きを実施。緑の自然のなかで、参加者の表情が和らぐのを実感したそうです。

また、今回の事故で、原発に安全はあり得ないことがわかり、日本も自然エネルギーを積極的に取り入れる必要があるのでは、とも。

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対談するWWFジャパンの徳川恒孝会長(左)と田部井淳子さん

5月に訪問したアイスランドでは、日本の技術による地熱発電を視察され、「なぜ、日本で同じことができないのだろう?」と思われたそうです。

「自然エネルギーの拡大に必要なのは、皆がそう思うこと、望むことなんじゃないかな」という德川会長の言葉も印象的でした。

この対談記事は、8月中~下旬に福島民友新聞に掲載される予定です。

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ブランドコミュニケーション室(メディア)
新井 秀子

WWFの活動情報を主に報道関係者向けに発信しています。

地球環境問題に取組む研究者になろうと決意して、民間企業を辞めて大学院に。在学中に霞ヶ浦流域河川の市民調査に携わり、市民活動の意義を体得。水質調査に行ったフィリピンで褐色の山々に衝撃を受け、何とかしたいと、研究者の道よりWWFを選択。あきらめずに一歩ずつ進んでいます。

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