登山家・田部井淳子さんとの対談
2011/07/29
こんにちは。広報の新井です。
昨日、登山家で福島県出身の田部井淳子さんと、WWFジャパンの德川会長との対談が、WWFの事務局で行なわれました。
これは、長くWWFの活動に協賛をいただいてきた、福島民友新聞の特集企画で、「自然エネルギー100%の未来をめざして」をテーマにお話しいただいたものです。
東日本大震災と、それをきっかけとした原発事故によって、甚大な影響を受けている福島県。
田部井さんは、震災のすぐ後に「私にできることを」と、避難所の方を対象に県内の山歩きを実施。緑の自然のなかで、参加者の表情が和らぐのを実感したそうです。
また、今回の事故で、原発に安全はあり得ないことがわかり、日本も自然エネルギーを積極的に取り入れる必要があるのでは、とも。
5月に訪問したアイスランドでは、日本の技術による地熱発電を視察され、「なぜ、日本で同じことができないのだろう?」と思われたそうです。
「自然エネルギーの拡大に必要なのは、皆がそう思うこと、望むことなんじゃないかな」という德川会長の言葉も印象的でした。
この対談記事は、8月中~下旬に福島民友新聞に掲載される予定です。