川に5メートルの魚がいる


ウェブ担当の三間です。
ふと思いたち、去年の今頃、どんな情報を発信していたかな? と、調べてみたら、ちょうど1年前に、こんな記事を出しておりました。

多くの巨大魚が生息することで知られる、インドシナ半島の大河メコン川で、開発による自然破壊が進んでいる、という記事です。

川に5メートルの魚がいる、などという事実は、日本で聞くと驚愕すべきことですが、下流では対岸も見えないような、海とも湖ともつかないメコンならば、これも不思議のないこと。

それでも、こうした巨大魚たちがノビノビ、ピンピン暮らすには、川がよい環境でなければ駄目でしょうし、やたらに釣り上げられたりすることなく、長生きできることも必要でしょう。ましてや、ダムなど次々に作り、流れを遮ってしまっては、生きること自体が難しくなってしまう。身体の大きいことが、返って災いにさえなってしまいかねません。

「300キロのコイ」なんて聞くと、「一体、何人前の“あらい”が作れるのだろうか?」などと、ついつい考えてしまいますが、こうした巨大魚たちがいなくなることの意味は、深刻です。

魚が大きいことがすごいんじゃない。こんな大きな魚が生きている、川の自然がスゴイのだ! 巨大魚の危機とは、その雄大な自然の危機です。

巨大魚が絶滅動物の仲間入りをして、恐竜などと並べられ、「昔はこんな大きな生きものがいた」などと、後世言われることのないように。
今ある自然を大切にする取り組みを、続けてゆかねばと思います。

300キロになるというコイの類

尻尾を入れると5メートルになる淡水性のエイ。
世界最大の淡水魚とか!?

 

C&M室 メディアグループ長 WEBチーム所属
三間 淳吉

デジタルメディア等々担当していますが、普通に本が好きです。

虫を追いかけ40年。鳥を追いかけ30年。生きものの魅力に触れたことがきっかけで、気が付けばこの20年は、環境問題を追いかけていました。自然を壊すのは人。守ろうとするのも人。生きものたちの生きざまに学びながら、謙虚な気持ちで自然保護や野生生物のことをお伝えしてゆきたいと思います。

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環境保全団体です。

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