6月5日、サステナブル・シーフード・フェスティバルをやります!


自然保護室の吉田です。
6月5日の「環境の日」に、東京の表参道で「サステナブル・シーフード・フェスティバル」を、開催いたします。

サステナブル・シーフード(持続可能な水産物)とは、海の自然や資源、地域の社会に配慮して生産された魚や貝、エビなどのこと。

今、世界中で、魚の獲りすぎや、養殖による海の汚染、海鳥やウミガメなどを誤って漁網にかけてしまう混獲などが、大きな問題になっています。

1970年からの40年間で、人が漁業で利用してきた魚の資源量は50%も減少。特に、マグロやサバなどの魚種は、74%も減ってしまいました。

これは、海の自然環境にとって深刻な問題です。

そこでWWFでは海の資源量や自然、そこに生きる生きものに配慮した漁業と、そこで生産されたシーフードを支援する取り組みを行なってきました。

その一つが、年に一度、日本では環境月間の6月に約1週間、実施している「サステナブル・シーフード・ウィーク」です。

3回目となる今回は、オープニング・イベントとして東京の表参道で「サステナブル・シーフード・フェスティバル」を行なうことにいたしました。

当日は、持続可能な漁業の現場で頑張る方々にもお話をいただくほか、海を守る取り組みを紹介するパネル展示、シーフード料理のレシピ配布なども行ないます。

また、おおはた雄一さん、岩崎愛さんを迎えたJ-WAVE のスペシャルライブも予定! 「豊かな海を未来の子どもたちに!」という、イベントのメッセージも発信してゆきます。

この他にも、5日から11日までの「ウィーク」実施期間中、サステナブル・シーフードの証である、MSCやASCの認証ラベルが付いたシーフードを取り扱っている企業各社が、認証製品のPRにそれぞれ力を入れますので、ぜひお店などでもシーフードに注目してください!


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自然保護室(海洋水産)
吉田 誠

チリ、インドネシア、中国のフィールドプロジェクトを担当。

田舎生まれの田舎育ち。こどもの頃から自然の中で遊ぶことが好きで、自然を守る仕事がしたいと思っていたところ、WWFと出逢いました。海の環境、海の生きものを守るため、頑張ります。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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