シベリアの森のドキュメンタリー映画
2014/08/02
※2023年6月26日をもって、WWFロシア(Vsemirnyi Fond Prirody)はWWFネットワークから離脱しました。
森林担当の川江です。
8月8日(金)の夜、東京・神楽坂で、極東ロシアの森林保全と先住民の暮らしをテーマにしたドキュメンタリー映画『タイガからのメッセージ』が上映されます。
この映画で取り上げられているビキン川流域は、私たちも現地の森林保全を支援している場所で、現在ユネスコの世界遺産への登録を目指しています。
今生き残っているシベリアトラおよそ500頭のうち、50頭ほどがこの地域に生息しているとも言われており、トラの保護活動の上でも重要なフィールドの一つです。
僕も以前、現地視察で実際にこの場所に行ってきたのですが、本当に美しい森と川が残っていて、山歩きも、宿泊したキャンプも、食事のための魚釣りも、素晴らしく楽しかった思い出があります。
今回のこの映画の制作には、私たちWWFは直接かかわっていませんが、聞いたところによれば、現地のWWFロシアのスタッフも出てくるらしい(?)とのこと。
日本が木材を輸入し、間接的にその自然に深くかかわっているシベリアの森の様子や、そこでの活動を知るには絶好の映像だと思います。
ご関心をお持ちいただけましたら、ぜひ足をお運びください。
▼映画『タイガからのメッセージ』
【日時】2014年8月8日(金)19:00~22:00(18:30開場)
【場所】神楽サロン2階「神楽シネマ」(東京都新宿区)
【入場料】2,000円 ※事前お申込み制
【定員】40名
【公式サイト】http://www.abovo.jp/wp/taiga/
▼神楽シネマのサイト(お申し込みはこちらから)
http://www.kagurasalon.com/cinema.html